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教育学演習1

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科目名 教育学演習1
教員名 間篠 剛留
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 議論に参加する、議論に巻き込む
授業のねらい・到達目標 この授業では、「教育学基礎論1・2」で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。次の項目について十分習得することが期待される。

 ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/英文HPの検索と閲覧/「国立国会図書館サーチ」(NDL Search)の活用法/CiNii及びJ-STAGEの利用/図書館間相互貸借(ILL)での文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。
授業の方法 第1回~第4回の授業までは、情報検索の仕方や検討の仕方等を実践的に見につけていく。
第5回~第13回の授業は、担当を決め、各担当がレジュメを切って授業をリードする。
第14回・第15回はこれまでの授業を振り返りつつ、全体をまとめる。
履修条件 同一教員の「教育学演習1」(前期)、「教育学演習2」(後期)をあわせて履修すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 発表者以外も予習が必須である。テキストの指定箇所を事前に読んで、質問やコメントなどを考えてきた上でディスカッションに参加する必要がある。
通常、毎時の予習復習に1時間程度を要する。
レジュメやミニレポートの作成には半日~数日、最終レポートの作成では数日以上の時間を確保すること。
授業計画
1 ガイダンス――教育をアカデミックに考えるということ
2 論文の読み方、レジュメの作り方
3 情報を批判的に検討する
4 ダメレポートについて考える
5 学校について考える(1)なぜみんな学校へ行くのか
6 学校について考える(2)学校はだれのためのものなのか
7 学校について考える(3)学校で何を学ぶのか/学んでしまうのか
8 教育対象について考える(1)「子ども」とは何か
9 教育対象について考える(2)成熟するとはどういうことか
10 教育対象について考える(3)「役に立たないこと」を学ぶ意味とは何か
11 教育実践について考える(1)子どもにどうやって教えるのか
12 教育実践について考える(2)学校教育は子どもの生とどのようにかかわるか
13 教育実践について考える(3)子どもは何を学ぶのか
14 教育に関する問いについて考える
15 振り返り――アクティブラーニングを批判的に検討しながら
その他
教科書 古屋恵太 『教育の歴史・哲学 (教師のための教育学シリーズ)』 学文社 2017年
参考書 慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員  『学生による学生のためのダメレポート脱出法』 慶應義塾大学出版会 2014年
戸田山和久  『新版 論文の教室 (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2012年
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(20%)、担当箇所の発表・授業運営(30%)
オフィスアワー 火曜日4時限 間篠研究室
備考 ①初回授業には必ず出席すること
②演習科目であるため、基本的に全回出席し、積極的に参加すること

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