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科目名 | 教育学演習3 | ||||
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教員名 | 北野 秋男 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 日本の「学力向上・低下の要因」を調べ、報告してみよう! |
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授業のねらい・到達目標 | この授業では、日本の学力の向上、ないしは低下に関する要因を基本文献を講読しながら、多角的に調べ、報告することを目的とする。現在、日本では戦後直から今日まで、様々な学力テストが実施され、学力向上がミッションとして国だけでなく都道府県でも最重要課題として教育政策の主要な柱とされてきた。本演習では、戦後の全国学力テストによる学力調査や各都道府県における学力調査を参考としながら、参加学生には学力向上に関する「正の要因」と「負の要因」を調べ、報告することを求める。学力の高い県と低い県の要因の違いを考えてみたいと思う。 |
授業の方法 | 本講義では、最初に講義形式で日本の「ナショナル・テスト」の展開を解説し、我が国の学力政策の歴史を概観する。その上で、ナショナル・テストと連動する形で実施されてきたローカル・テストの実施状況の概要も整理する。次に、受講学生一人ひとりが基本文献を講読し、レジュメを作成した上で報告することを求める。ゼミ幹事なども決め、学生の自主的な活動を求める。また、教員との対話と討論も重視する。 |
履修条件 | 特になし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講学生は、自分の出身県や興味関心ある都道府県を一つ決め、史料を基に報告することになるので、担当する都道府県の学力問題や学力テストの実施状況などを各都道府県教育委員会などのホームページなどを使って事前学習を進めることが求められる。発表の際にはレジュメを作成し、共通項目に従って学力テストによる調査内容、方法、結果の公表などを調べ、報告する。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス、授業の目的・進め方 |
2 | 自己紹介、興味関心ある学力問題に関する意見交換、報告の仮順番 |
3 | ゼミ長・ゼミ幹事の選出、報告者の内容と順番の決定 |
4 | 学力と教育評価(学習指導要領の変遷と学力) |
5 | 学力と評価(学力評価の考え方とあり方) |
6 | 基本文献の講読(北野「日米のテスト戦略(1部)」) |
7 | 基本文献の講読(北野「日米のテスト戦略(2部)」) |
8 | 基本文献の講読(苅谷・志水「学力の社会学」) |
9 | 基本文献の講読(苅谷・志水「学力の社会学」) |
10 | 基本文献の講読(苅谷・志水「山内・原「日本の学力問題」) |
11 | 基本文献の講読(市川「学力低下論争」」) |
12 | 基本文献の講読(中室「学力の経済学」) |
13 | 討論「学力の向上と低下要因」(共通点と差異点) |
14 | 課題への質問と面接 |
15 | 授業の総括と反省、今後の課題への留意点 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%) 授業への出席、平常点、レポートなどで評価する。 |
オフィスアワー | 授業の開始前と終了後に実施する。メールアドレス:kitano@chs.nihon-u.ac.jp |