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現代日本語学の方法1

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科目名 現代日本語学の方法1
教員名 林 直樹
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 現代日本語を分析する際に必要となる各種方法を身につける。
授業のねらい・到達目標 1) 社会言語学的な手法による言語分析の方法を学ぶ。
2) 各種データによって日本語を分析するための基本的な考え方を理解する。
3) 習得したスキルを用いて、日本語の分析が行えるようになる。
授業の方法 受講者が各々のパソコンを使用しながら実習形式で進める。そのため、最低限のパソコンスキルは必須となる。また、Blackboardを活用し、毎回課題を提出する。そのため、Sアカウントを準備しておくこと。
履修条件 初回の授業に出席した受講者のみ履修可とする。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回課題を提出するとともに、次回取り扱う内容についても提示するため、各自で内容を把握することが必要になる。
授業計画
1 はじめに(授業の説明・Blackboardへの登録)・社会言語学的な観点による言語分析の要点
2 身のまわりの日本語の分析①-テキストデータによる実践-
3 身のまわりの日本語の分析②-談話データによる実践-
4 コーパスによる日本語の分析①-コーパス日本語学の手法・考え方-
5 コーパスによる日本語の分析②-形態素解析の解説/実践-
6 コーパスによる日本語の分析③-BCCWJ・WWWを利用した分析-
7 コーパスによる日本語の分析④-通時コーパス・国会会議録を利用した分析-
8 アンケート調査による日本語の分析①-各種アンケート調査の解説-
9 アンケート調査による日本語の分析②-GoogleFormによるアンケート調査票の作成-
10 アンケート調査による日本語の分析③-アンケートの実施-
11 アンケート調査による日本語の分析④-アンケート結果の整理・視覚化-
12 言語地図による日本語の分析①-日本言語地図・方言文法地図の紹介-
13 言語地図による日本語の分析②-MANDARAによる言語地図の作成-
14 レポート作成、レポートにかんする質疑応答・解説
15 レポート提出、授業全体の復習・解説による授業理解の促進
その他
参考書 石川慎一郎・前田忠彦・山崎誠編(2010)『言語研究のための統計入門』くろしお出版.
荻野綱男(2014)『ウェブ検索による日本語研究』 朝倉書店.
荻野綱男・田野村忠温編(2012)『 質問調査法と統計処理 (講座 ITと日本語研究 第8巻)』 明治書院.
伝康晴・田中ゆかり編(2006)『講座社会言語科学6 方法』ひつじ書房.
前川喜久雄編(2013)『講座日本語コーパス1 コーパス入門』.
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(20%)、課題(40%)
オフィスアワー 授業終了後、ラーニング・コモンズにて対応する

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