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思想と文化1

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科目名 思想と文化1
教員名 阿部 好臣
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 空海の『三教指帰』を読む 日本における代表的な思想の儒教・仏教・道教の優劣を平易に論ずる空海の代表的著作を読むことで、日本の、特に平安朝における思想の様相と、それを支える文化について考える。
授業のねらい・到達目標 作品が理解出来、それを批判的に受容出来るようになり、物事を批判的に検討することを学ぶ。作品の理解が出来るようになり、根拠に基づいて批判検討する術を身に着ける。
授業の方法 作品の講読を中心に、ポイントごとに小試験を課し、理解を確認しつつ進める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント それなりに難解なテキストであるので、しっかり原文を読んで置き、疑問点を明らかにして置く。また、講読後においては、それの復習も必須とする。ポイントごとの小試験の累積も大切である。
授業計画
1 空海の時代―平安朝の時代状況を知る
2 空海という存在―空海の事績と著作
3 三教指帰というテキスト(概略) 小試験
4 巻上の講読 1 亀毛先生
5 巻上の講読 2 儒教世界
6 巻上の講読 3 兎角公の反応 小試験
7 巻中の講読 1 虚亡陰士
8 巻中の講読 2 道教世界
9 巻中の講読 3 参会者の反応 小試験
10 巻下の講読 1 仮名乞兒
11 巻下の講読 2 仏教世界
12 巻下の講読 3 参会者の反応と賛辞  小試験
13 作品の批判的検討
14 理解度の確認と解説
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 加藤純隆・加藤精一・訳 『三教指帰 (ビギナーズ 日本の思想)』 角川ソフィア文庫 2007年
その他、『三教指歸・性霊集』(日本古典文学大系)、福長光司『最澄 空海』(日本の名著、中央公論社)なども参照
参考書 渡邉照宏・宮坂有勝・校注 『三教指帰・性零集 (日本古典文学大系)』 岩波書店 1965年 第初版
授業時に適宜、指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート(20%)、授業内テスト(40%)
授業内の小試験は、参画度とも関連する。
オフィスアワー 授業曜日の夕刻・研究室にて(要・予約)

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