社会学の方法１

授業テーマ	日大社会学への招待（オムニバス）
授業のねらい・到達目標	社会学科の専任教員全員によるオムニバス授業を通じて、１）各教員の専門的な研究に触れることで社会学の面白さと広がりを体感するとともに、２）社会学における様々なアプローチを概観することで、社会学の対象と方法との間の有機的な関連を理解することを目的とする。
授業の方法	社会学科の専任教員が原則として各一回の授業を担当し、毎回の講義の内容を踏まえて各担当教員から出された課題について、授業の最後にミニ・テストを行う。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	事前学修として、各回の担当教員の専門分野・講義タイトルに関して、参考書などを利用して予習をしておくこと。事後学修として、各回の担当教員から示された参考文献を利用して、各分野についての理解を深めておくこと。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	社会学を学ぶとよりよい人生が送れる（担当：中瀬）
3	文化の個別性と普遍性（担当：山本）
4	働けないのは妖怪のせいなのか：就職活動を社会学で考える（担当：立道）
5	グローバル都市・東京のオモテとウラ（担当：松橋）
6	災害と情報（担当：中森）
7	生きづらさをめぐる臨床社会学（担当：中村）
8	ブロックで紡ぐメタファー／コードで奏でるサイエンス（担当：菅野）
9	「見る」ことへの招待：写真と社会学（担当：後藤）
10	文化とアイデンティティの社会学（担当：犬飼）
11	野宿者支援・運動の参与観察（担当：山北）
12	社会学は社会で役に立つのか：マス・コミュニケーション世界から考える（担当：仲川）
13	日大社会学科創設者・円谷弘に関わる二、三の事柄（担当：松岡）
14	家族の何が問題なのか？（担当：久保田）
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。

その他
参考書	アンソニー・ギデンズ『社会学』而立書房 2009年第5版ニコラス・アバークロンビー／ブライアン・ターナー／スティーブン・ヒル『新しい世紀の社会学中辞典』ミネルヴァ書房 2005年第2版濱嶋朗・石川晃弘・竹内郁郎『社会学小辞典　新版増補版』有斐閣 2005年
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(40%)、授業参画度(60%) 毎回の授業参画（６０%）、および、毎回のミニ・テスト（４０%）をもとに総合的に評価する。
オフィスアワー	各回の授業内容については、各担当教員のオフィスアワーを参照すること。授業全体についての意見や質問は、今年度のコーディネーターである久保田のオフィスアワー（授業期間中の水曜昼休み、本館４階久保田研究室（407））に相談にくること。
備考	hkubota@chs.nihon-u.ac.jp