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科目名 | 宗教史4 | ||||
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教員名 | 興津 香織 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | インド思想の本流であるバラモン教系統の諸思想について、その流れと基本的な知識を学習する。宗教史4(本講義)ではバラモン教およびヒンドゥー教の思想史を扱う。それを批判する形で成立したインド仏教思想は宗教史3にて扱う。両者の対立を理解することが重要となるため、通年で受講することが望ましい。 |
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授業のねらい・到達目標 | インド思想史について、歴史的変遷や影響関係などを含めた基本的な知識、哲学用語を習得する。専門的な学習を進めていく上での基礎作りと、様々な思想・文化への理解に役立たせる。 |
授業の方法 | 配付資料に基づく講義。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学修はその都度指示。授業後の復習を重視する。配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べ、調べがつかなければ次回以降の授業後などに質問すること。授業終了時に理解の度合いを把握するためにコメントペーパーを提出してもらう。 |
授業計画 | |
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1 | 序説:授業の進め方などの詳細と概要 |
2 |
インド思想の通史的な概説 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第1回授業にて指示する) |
3 |
ヴェーダの神々 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第2回授業にて指示する) |
4 |
ヒンドゥー教の神々 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第3回授業にて指示する) |
5 |
ヴェーダの思想Ⅰ:世界創造神話など [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第4回授業にて指示する) |
6 |
ヴェーダの思想Ⅱ:ウパニシャッド [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第5回授業にて指示する) |
7 |
叙事詩に見られる思想 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第6回授業にて指示する) |
8 |
正統バラモン系統の哲学Ⅰ:サーンキヤ学派とヨーガ学派 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第7回授業にて指示する) |
9 |
正統バラモン系統の哲学Ⅱ:ニヤーヤ学派とヴァイシェーシカ学派 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第8回授業にて指示する) |
10 |
正統バラモン系統の哲学Ⅲ:ミーマーンサー学派とヴェーダーンタ学派 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第9回授業にて指示する) |
11 |
各派の発展および仏教との思想的対立 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第10回授業にて指示する) |
12 |
プラーナ文献に見られるヒンドゥー教の思想 [準備]配布資料を読んでおく(読む箇所は第11回授業にて指示する) |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | 第二回目から第十二回目までの講義内容について質疑応答を行う |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める |
その他 | |
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教科書 | 毎回プリントを配付する。 |
参考書 | 中村元 『インド思想史』 岩波書店 1968年 第2版 その他の参考書は授業時に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、レポート(20%)、授業参画度(40%) |
オフィスアワー | 授業終了後。 |