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平成28年度以降入学者 | 生命基礎科学実験1 | ||||
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教員名 | 茶圓 茂 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 半期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 光学顕微鏡像の解析、生体電気信号解析、感覚実験 |
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授業のねらい・到達目標 | 「光学顕微鏡像の解析(実験A)」では、細胞の生理学的な現象を光学顕微鏡で観察し、CCDカメラ、ノートパソコンを用いて、現象を解析するための基本的な技術や考え方を習得する。また、共焦点レーザー顕微鏡による細胞の観察えおおこなう。「生体電気信号解析(実験B)」では、筋電図測定電極、高感度増幅器、デジタルオシロスコープ、ノートパソコンを使い、ヒトの生理学的現象を電気信号に変換し、その信号解析の方法を習得する。「感覚実験(実験C)」では、交互に測定者と被験者になり、簡易器具を用いてヒトの生理学的現象のうち感覚に関する理解を深める。 |
授業の方法 | 3つのグループ(第1、第2、第3グループ)に分かれ、実験A, 実験B,実験Cを4週ずつ行う。つまり、第1グループ:実験A(4週間)→実験B(4週間)→実験C(4週間)、第2グループ:実験B(4週間)→実験C(4週間)→実験A(4週間)、第3グループ:実験C(4週間)→実験A(4週間)→実験B(4週間)。配布するテキストをもとに実験をすすめるが、本学生実験では予備実験の時間を設けており、その予備実験を通して各実験グループが実験方法の手順などを独自に作成し、また、実験課題も自ら設定して、実験を行う。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 毎回の実験の流れを実験当日までに整理し要点をまとめることを事前学習とする。 毎回の実験終了後にはレポートを作成し、教員の添削を受け、提出すること。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(全体の説明、注意事項、危険対策、レポート作成) |
2 | 実験Aの第1週:光学顕微鏡法、CCDカメラによる撮影、位相差法で標本(ケイソウ標本、酵母、口腔内細胞)画像取得 |
3 | 実験Aの第2週:CCDカメラにより取得した画像の解析、画像解析の実践、レポート作成 |
4 | 実験Aの第3週:原形質流動実験準備:実験器具把握、予備実験、実験手順、実験課題などの独自の実験プラン作成、本実験、データ取得、実験結果の解析、 |
5 | 実験Aの第4週:共焦点レーザー顕微鏡による細胞の観察、データ取得、実験結果の解析、レポート作成 |
6 | 実験Bの第1週:筋電図(表面電極)の計測実験準備:実験装置把握、予備計測実験、独自の実験プラン作成 |
7 | 実験Bの第2週:筋電図(表面電極)の計測実験:本実験、計測実験結果の解析、レポート作成 |
8 |
実験Bの第3週:誘発性筋電図の計測実験準備、随意運動の反応時間(光、音刺激)の計測実験準備 実験装置把握、予備計測実験、独自の実験プラン作成 |
9 |
実験Bの第4週:誘発性筋電図の計測実験、随意運動の反応時間(光、音刺激)の計測実験 本実験、計測実験結果の解析、レポート作成 |
10 | 実験Cの第1週:舌における味覚の分布を調べる実験 予備実験により実験プラン作成 本実験 レポート作成 |
11 | 実験Cの第2週:皮膚感覚(2点弁別閾)実験 予備実験により実験プラン作成 本実験 レポート作成 |
12 | 実験Cの第3週:網膜における盲斑の位置測定 予備実験により実験プラン作成 本実験 レポート作成 |
13 |
実験Cの第4週:重量感覚(ウエーバー・フェフナーの法則、スティーブンスの法則) 予備実験により実験プラン作成 本実験 レポート作成 |
14 | 全回分の総括、提出レポートの講評、改善点の指摘 |
15 | 日本大学文理学部大学院が連携大学院の協定を結んでいる 東京都医学総合研究所の最先端研究施設の見学 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) |
オフィスアワー | 本館6階604室 茶圓研究室。実験終了時に日時のアポイントメントをとること。 |