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科目名 | 地域教育論 | ||||
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教員名 | 仲田 康一 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 地域教育に関する政策・実践並びにそれらの意義と課題にについて |
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授業のねらい・到達目標 | 近年学校教育では、学区を中心とした地域の自然・文化・産業を教育活動に取り入れたり、保護者・地域住民・地域の組織や諸機関と連携する取り組みが広がっている。本講義では、上記のような「地域教育」について、政策の動向、実践の事例を学ぶことで、その具体的な像を理解するとともに、それらの意義と課題・問題点について、教育学のみならず、社会学・行政学・政治学等の社会科学的な観点から考察を行うことで、地域教育に関して一段深い意見を持てるようにする手がかりを獲得してもらうことを目的とする。 |
授業の方法 | 基本的には担当教員による講義を中心とする。また、授業内で学生が小グループを構成し(受講人数によってはクラス全体での)、ディスカッションや発表をするグループワークを適宜取り入れる可能性があるので、主体的に参加してもらいたい。 Blackboard等のメディアを利用して課題を課し、その提出状況や内容を評価に加味する。 |
履修条件 | 特に無し。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | ・授業の計画は、受講生の関心に応じて変更する可能性がある。 ・実践事例を検討する回には、学生による発表を取り入れる。 ・また、先方との調整いかんだが、授業テーマに関する実践や政策の担当者をゲストとしてお呼びする可能性がある。その際は学生と日時の調整を行う。 ・教育ボランティアを行っている学生を歓迎する。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション:地域教育を学ぶことの意味 |
2 | オープンシステムズとしての学校:学校と地域社会の様々な接点(GW) |
3 | 学校と地域の連携に関する諸実践:教育ボランティアの広がり(動画視聴) |
4 | 学校-地域連携政策の20年(1):「生きる力」の理念と学校-地域連携 |
5 | 学校-地域連携政策の20年(2):学校運営参加制度の導入・深化・普及(・迷走) |
6 | 学校-地域連携政策の20年(3):学校支援活動の普及と関連する諸政策の導入 |
7 | 学校-地域連携政策の20年(4):「地域とともにある学校」の定式化とコミュニティ・スクールの展開 |
8 | 学校-地域連携の意義(1):教育学的視点(学校の特色化、教育課程改革、生涯学習、キャリア教育、市民性教育等の観点から) |
9 | 学校-地域連携の意義(2):社会学・行政学的視点(地方分権・行政機構改革、地域づくり、社会関係資本等の視点から) |
10 | 学校-地域連携の課題・問題点(1):教育学的視点(教師の専門性との関係から) |
11 | 学校-地域連携の課題・問題点(2):社会学的視点(意思決定の構造・内容の不安定性、ジェンダー・社会階層等の格差や葛藤、福祉国家体制の変容とコミュニティを通じた統治等の観点から) |
12 | 学校-地域連携の実践事例(1):ゲストスピーカーによる講話 |
13 | 学校-地域連携の実践事例(2):学生による発表(具体的な地域での取り組み等) |
14 | 学校-地域連携の実践事例(3):動画を見た上で、これまでの授業で示された視点や理論をもとに分析する課題の回答・質疑・提出(メディア授業) |
15 | まとめ:地域と適切な距離感を取る教師/学校と適切な距離感を取る市民の形成 |
その他 | |
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教科書 | 特に指定せず、配布資料をもとに授業をすすめる。 |
参考書 | 『『学校を変える地域が変わる』 (佐藤晴雄)』 教育出版 2002年 仲田康一 『『コミュニティ・スクールのポリティクス』』 勁草書房 2015年 佐藤晴雄編著 『『コミュニティ・スクールの全貌』』 風間書房 2018年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(65%)、授業参画度(15%)、授業内での貢献(10%) |
オフィスアワー | 第1回の授業時メールアドレスをお伝えしますので、そちらに連絡し、日時を調整して下さい。 |