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| 科目名 | 中国文化研究4 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 青木 隆 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 中国前近代の知識人のものの考え方を知ろう!儒教を知ることは、現代中国の知識人の社会を理解する上で必須である。それだけでなく、日本と中国のものの考え方の違いを考える上で大きな助けとなるだろう。というのは、われわれ日本人の生活やものの考え方のなかには、儒教から来ているものもあるからである。また、儒教の中には、まったく日本人が受け入れなかったものもあるからである。われわれの祖先が儒教の何を受け入れ、何を受け入れなかったのかを知ることは、われわれ日本人の精神生活を反省するよすがとなるだろう。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 儒教思想の基本構造とその歴史についてそのあらましを理解する。 |
| 授業の方法 | 事前に学習すべきテキストを指定する。受講者が20人程度の場合は、担当者が順番にテキストの内容を口頭で発表し、全員で討論を行う形式で授業を行う。受講者が多数の場合は、講義形式とするが、その場合は、受講生は事前にテキストを読んで課題に取り組み、授業時に提出する。 |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習については、授業前に学習すべきテキストと課題を提示する。事後学習については、授業時に提示する。人文系の学問に入門するということは、まず一般向けの啓蒙書を読むことにほかならない。人文系の学問を始めたばかりの諸君には、ぜひ、こうした一般向けの啓蒙書を読むことに慣れ親しんでもらいたい。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ①先秦の儒教(1)孔子と仁 |
| 2 | ②先秦の儒教(2)孟子と性 |
| 3 | ③先秦の儒教(3)荀子と礼 |
| 4 | ④漢唐の儒教(1)経書の成立 |
| 5 | ⑤漢唐の儒教(2)礼教国家と孝 |
| 6 | ⑥宋明の儒教(1)士大夫の登場と宋学 |
| 7 | ⑦宋明の儒教(2)理気論・人性論・修養論その(1) |
| 8 | ⑦宋明の儒教(3)理気論・人性論・修養論その(2) |
| 9 | ⑨宋明の儒教(4)近世社会と儒教 |
| 10 | ⑩儒教思想の諸側面(1)天と人の関係 |
| 11 | ⑪儒教思想の諸側面(2)儒教思想と中国の近代 |
| 12 | ⑫儒教思想の諸側面(3)正統と華夷の弁 |
| 13 | ⑬儒教思想の諸側面(4)日本の朱子学 |
| 14 | ⑭試験と解説 |
| 15 | ⑮これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める |
| その他 | |
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| 教科書 | テキストは教室で配布します |
| 参考書 | 戸川芳郎ほか 『儒教史 (世界宗教史叢書)』 山川出版社 1987年 加地伸行 『儒教とは何か (中公新書)』 中央公論社 1990年 溝口雄三 『<中国思想>再発見』 左右社 2010年 小島毅 『朱子学と陽明学 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 2013年 小島毅 『儒教の歴史 (宗教の世界史)』 山川出版社 2017年 小島毅 『儒教が支えた明治維新』 晶文社 2017年 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) |
| オフィスアワー | 金曜5時限中文学生室 |