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哲学1

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科目名 哲学1
教員名 飯田 隆
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 哲学の問題とは、どのような種類の問題なのか、それに答えようとするとは何をすることなのか。
授業のねらい・到達目標 哲学という営みはどのような営みなのかを、哲学のいくつかの問題とそれへの解答の例を見ることで、みなさんに知ってもらいたいと思います。
授業の方法 野矢茂樹『哲学の謎』という本をテキストに使います。この本に出てくる哲学的問題を取り上げて、それについて、本での扱いとは独立に、それに対する答えを考えてみます。授業中に何度か、みなさんにごく短いレポートを書いてもらい、それも材料にするつもりです。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 哲学的問題はたがいに関連しています。テキストの前半(1章から4章)に現れる話題を順不同で取り上げます。議論の方向によって、各回の授業内容は変化するでしょう。みなさんの関心に応じて変化することもありえます。したがって、以下の授業計画はあくまでも暫定的なものです。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
2 意識と実在(テキスト1章)生物が死滅しても夕焼けは赤いか?
3 意識と実在(テキスト1章)見る者がいなければ色は存在しないか?
4 意識と実在(テキスト1章)意識の世界と実在の世界
5 記憶と過去(テキスト2章) 五分前世界創造説
6 記憶と過去(テキスト2章) 過去は存在するか?
7 記憶と過去(テキスト2章) 懐疑論
8 記憶と過去(テキスト2章) 懐疑論への応答
9 スペクトルの逆転とクォリア問題(テキスト4章) ひとは同じ色を見ているか?
10 スペクトルの逆転とクォリア問題(テキスト4章) スペクトルの逆転の可能性
11 スペクトルの逆転とクォリア問題(テキスト4章) クォリアはなぜ問題になるのか?
12 スペクトルの逆転とクォリア問題(テキスト4章)メリーの部屋
13 授業内レポート試験(授業を振りかえったあと、レポート課題を出します)
14 第1回目から第12回目までの講義内容についての質疑応答
15 授業の補足と、授業内テストのレビュー
その他
教科書 野矢茂樹 『哲学の謎 (講談社現代新書)』 講談社 1996年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(30%)、授業内小テスト(20%)
オフィスアワー 水曜3限

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