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科目名 | 都市地理学 | ||||
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教員名 | 佐野 充 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 都市の本質と都市地理学の現状と課題 |
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授業のねらい・到達目標 | 人間が営む地球的な存在である都市の成立と活動の基本的な原理について学び,隣接科学と協力して,早くから都市の本質の解明と都市問題の解決に取り組んできた都市地理学の概要を理解する。 |
授業の方法 | テーマに基づき,デジタル画像・配布資料を用いて,講義する。随時,受講生の考えや評価を聞く(授業内課題/提出物)。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各講義内容に沿って,配布資料・支持された参考文献などを用いて事前学習を行ない,授業にのぞむこと。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス;都市地理学の基本的概念 |
2 | 都市地理学の発達;都市の地理学的研究の歩み,最近の都市地理学 |
3 | 都市地理学の基本体系1;都市の形成(立地・歴史),内部地域の分化(地域文化モデル)・都市の地域構造(都市構造モデル) |
4 | 都市地理学の基本体系2;都市機能と都市の地域空間圏(都市の拡大・都市圏) |
5 | 都市地理学の基本体系3;都市システム,都市群の構造と動態(都市の階層性) (レポート1) |
6 | 都市の本質;都市の起源・都市の多様化・都市の本質論 (ヨーロッパ・アメリカ・日本から考える) |
7 | 都市地理学の展開1;都市居住の変化と都市文化の変容 |
8 |
都市地理学の展開2;都市の発展と都市社会問題 (さまざまな都市問題) 身近な都市問題について調べる (レポート2) |
9 | 都市地理学の展開3;都市政策と再開発・都市計画,まちづくりと都市景観 |
10 | 都市地理学の展開4;都市の関する最近のモデル研究:空間分析・行動モデル・認知モデル・生態モデル |
11 |
テーマ都市の様相;日本都市とヨーロッパの都市の相違点,城下町と自治都市 治水と利水;江戸の堀割と水運,江戸とロンドン・パリ;下水と水洗トイレ (レポート3) |
12 | テーマ江戸と東京;近代文化としての新日本の都市の創造;鉄道そして自動車(日本の都市化と都市圏) |
13 | テーマグローバルシティ東京;首都東京への一極集中,湾岸地域の発展(レポート4) |
14 | 理解度の確認:都市の本質と都市地理学の現状と課題 |
15 | 総括:「暮らしやすい都市とは」 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。授業内容に沿った配布物を事前に配布する。 |
参考書 | 東京大学都市デザイン研究室 西村幸夫, 中島直人 他 『図説 都市空間の構想力』 学芸出版社 2015年 藤井 正 , 神谷 浩夫 『よくわかる都市地理学』 ミネルヴァ書房 2014年 藤塚 吉浩 , 高柳 長直 『図説 日本の都市問題』 古今書院 2016年 授業時,進度に合わせて紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(40%)、授業参画度(10%) 授業の進度に合わせての課題レポート4回。最終的な成績評価のための試験を実施する。さらに,授業への積極的な参画度を加え,総合的に評価する。 レポートは,指定の表紙を用いて,指定の様式によって作成すること。 |
オフィスアワー | 金曜日12:30-14:00(地理学研究室) |
備考 | 遅刻・欠席が目立つ学生は受講の取りやめを申し渡す。受講に不必要と思われるものの教室内持ち込みを極力控えてほしい。 |