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特殊研究ゼミナール3

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科目名 特殊研究ゼミナール3
教員名 鈴木 晴彦
単位数    1 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 日本の能書とその書跡の探求
授業のねらい・到達目標 日本書道史に関わる人物・作品・著作などについて調査し、学術的にその位置づけを行うとともに、口頭発表を通して討議し理解を深める。2年間を通して日本書道史の流れを把握し、そこに内在する諸問題や疑問点をテーマとして絞り込むことで、各自が「卒業論文」につなげる。
授業の方法 ゼミ生全員がテーマ(問題点)を設定し、その研究成果を口頭発表する。3年生は4年次の「卒業論文」につなげることを目標にテーマを設定し、調査した成果を口頭発表する。その口頭発表を通して討議を行う。また、必要に応じて実地調査や博物館・美術館などへ足を運び、理論と実技、および鑑賞との整合性をはかりたい。
履修条件 受講を許可された4年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、第1回目の授業で申し出ること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 『書の古典と理論』より前・後期それぞれ発表テーマを決定する。第4回以降は口頭発表と討議となるため、4月中旬ごろまでに前期発表テーマを決定し、先行研究の調査・分析を通して口頭発表を行う。前期目標としては、卒業論文の題目・目的・先行研究を盛り込んだ上で、テーマにそって発表をする。また、前期発表をふまえ、夏合宿に卒論の骨格となる中間発表をする。
授業計画
1 ガイダンス、発表スケジュール
2 発表資料の作り方
3 文献探索の方法
4 「書」はどう見ればよいのか/発表A・B
5 書くことの考察/発表C・D
6 筆蝕と筆触との違い/発表E・F
7 動きと力/発表G・H
8 尖筆とは何か/発表I・J
9 筆と紙との関係/発表K・L
10 深度について/発表M・N
11 速度について/発表O・P
12 角度について/発表Q・R
13 点画の根源/発表S・T
14 筆画とは何か/発表U・V
15 点画と筆順/発表W・X
その他
教科書 発表担当者によるレジュメ。
参考書 全国大学書道学会編 『書の古典と理論』 光村図書出版 2015年 第4版
書学書道史学会編 『書道史年表事典』 萱原書房 2007年
井垣清明ほか編 『書の総合事典』 柏書房 2010年
小松茂美編 『二玄社版 日本書道史辞典』 二玄社 1987年
開講時、もしくは授業の内容に応じて参考資料などを配布する。
成績評価の方法及び基準 平常点(10%)、授業参画度(30%)、発表(60%)
オフィスアワー 授業終了後、講師室で対応する。

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