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読書指導論

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科目名 読書指導論
教員名 朝比奈 大作
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 読書指導の意義と方法について考える。学校教育における読書指導の問題についてばかりではなく、家庭や地域も含め、いわゆる生涯学習の問題としても意識していく。
授業のねらい・到達目標 従来の安易な読書指導論を鵜呑みにするのではなく、さまざまなメディアが氾濫する現代社会において、読書の持つ意味を教育学的な見地から再検討してみる機会を作りたい。
授業の方法 講義主体の授業とする予定であるが、聴講生の人数によってはゼミ形式を取り入れるなど、流動的に対処したい。
履修条件 司書教諭資格取得希望者は、「読書と豊かな人間性」と講義内容が重複する部分があるので、あらかじめ承知しておくこと。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 上記のように、聴講生の数によって授業形態を流動的に考えたいので、下記の授業計画はあくまでもさし当たっての予定であると理解されたい。
授業計画
1 オリエンテーション、「子供の読書活動推進法」について
2 子どもたちの読書実態(2017年度読書調査の結果から)1(平均読書冊数と不読者の推移)
3 子どもたちの読書実態(2017年度読書調査の結果から)2(どんな本が読まれているのか)
4 子どもの発達(development)と読書1(総論)
5 子どもの発達(development)と読書2(読書能力の発達)
6 子どもの発達(development)と読書3(読書興味の発達)
7 子どもの発達(development)と読書4(読書と人間性の発達)
8 わが国における読書運動、読書教育の歴史1
9 わが国における読書運動、読書教育の歴史2
10 学校教育における「読書指導」(国語科と読書、道徳教育と読書、ほか)
11 科学教育と読書、民主主義教育と読書、文学・芸術教育と読書、ほか
12 読書指導の方法論について(1)(小学校を中心に)
13 読書指導の方法論について(2)(中・高等学校を中心に)
14 その他の読書指導上の注意事項
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 教科書は使用せず、適宜印刷物を配布する。
参考書 朝比奈大作(編著) 『読書と豊かな人間性 (司書教諭テキストシリーズ)』 樹村房 2002年
その他の参考書については、適宜授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(70%)、授業参画度(30%)
聴講生の数によって授業形式を変更する可能性があるので、ゼミ形式を取り入れた場合などには、平常点の割合を多くするなど、変更の可能性がある。
オフィスアワー 授業終了後に声をかけて下さい。次の授業があるので、十分な時間がとれないかも知れませんが、相談の上対応します。

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