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日本語中上級5

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科目名 日本語中上級5
教員名 李 婷
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 「待遇コミュニケーション」(TAIGU Communication)
授業のねらい・到達目標 【知識・理解】
*「待遇コミュニケーション」の全体像を掴め、理論的枠組を構築する。
*「待遇コミュニケーション」の諸要素を知り、その連動を理解する。
【関心・意欲・態度】
*コミュニケーションを客観視する姿勢、日頃のコミュニケーション行為から学ぶ姿勢を育てる。
*よりよいコミュニケーションを目指して、相互尊重に基づく自己表現と他者理解のできるコミュニケーション主体を育成する。
【技能・表現】
*「コミュニケーションのメタ認知力」(コミュニケーションを高い次元から俯瞰する力・モニタリングする力・コントロールする力)を育てる。
*「コミュニケーションのメタ認知」によって支えられる待遇表現と待遇理解を身につける。
授業の方法 前半は、毎回のテーマに合ったコミュニケーションの具体例を教室に持ち込み、一緒に検討する参加型の方法で進める。後半は、受講者自身の待遇コミュニケーションを振り返り、エピソードの収集、検討と発表を行なう。
履修条件 留学生のうち、事前に教務課から受講を指示された学生のみ履修可。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ①毎回「コメントシート」に記入してもらい、フィードバックした後、受講者に返還する。受講者の相互学習、相互理解を促進するために、一部のコメントを次回の授業で共有する。②エピソードの収集に関しては、受講者自身のEメールやSNSのチャット履歴、日常会話の録音と文字化などがあるため、倫理において十分な配慮を要する。収集の手順について、教員に相談すること。
授業計画
1 オリエンテーション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
2 「待遇コミュニケーション」とは何か
3 (1)宣言と確認の待遇コミュニケーション
4 (2)申し出の待遇コミュニケーション
5 (3)忠告・助言の待遇コミュニケーション
6 (4)許可求めの待遇コミュニケーション
7 (5)許可与えの待遇コミュニケーション
8 (6)勧めの待遇コミュニケーション
9 (7)誘いの待遇コミュニケーション
10 (8)指示・命令の待遇コミュニケーション
11 (9)依頼の待遇コミュニケーション
12 「私」の待遇コミュニケーション(1)エピソードの収集
13 「私」の待遇コミュニケーション(2)エピソードの検討
14 「私」の待遇コミュニケーション(3)エピソードの発表
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 プリント
参考書 蒲谷宏 『待遇コミュニケーション論』 大修館書店 2013年 第1版
蒲谷宏・川口義一・坂本恵 『敬語表現』 大修館 1998年 第8版
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(30%)、授業参画度(20%)、発表(30%)
オフィスアワー 授業修了後

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