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日本史基礎実習1

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科目名 日本史基礎実習1
教員名 中村 順昭
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 日本古代史の基本史料を読む
授業のねらい・到達目標 日本古代史を学ぶために必要な知識と、研究方法を習得する。漢文史料の読解力を養い、さまざまな史料や参考文献などの探し方を学ぶ。これまでの研究史の蓄積や研究上の問題点を理解して、主体的に研究する方法を体得することをめざす。
授業の方法 日本古代史の史料と研究方法について講義した後、主要な史料について受講生が分担して、解読、関係史料の検討、研究史上の問題点などを調べて報告し、それに対する質疑応答の・討議の形で進める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 漢文史料の読解力を養うには、まず自分で漢文を読むことが必要である。報告分担者以外も毎回史料の読み方について、予習をしておくことが必要である。
授業計画
1 日本古代史の研究方法(講義)
2 日本古代史の史料(講義)
3 日本古代史研究の参考文献(講義)
4 6世紀の史料の検討(1)継体天皇の即位
5 6世紀の史料の検討(2)磐井の乱
6 6世紀の史料の検討(3)部民の設定
7 6世紀の史料の検討(4)屯倉の再編
8 6世紀の史料の検討(5)仏教の伝来
9 7世紀の史料の検討(1)評の設置
10 7世紀の史料の検討(2)阿倍比羅夫の東北遠征
11 7世紀の史料の検討(3)大津宮と防衛体制
12 7世紀の史料の検討(4)庚午年籍と支配体制
13 7世紀の史料の検討(5)部曲の廃止と食封
14 倭王権の考察
15 律令国家の形成
その他
教科書 歴史学研究会編 『日本史史料(1)古代 (岩波オンデマンドブックス・日本史史料)』 岩波書店 2016年
この書籍はオンデマンド出版となったので、注文から入手まで時間がかかるかもしれません。
参考書 坂本太郎ほか校注 『日本書紀(4)(5) (岩波文庫)』 岩波文庫 1995年
佐藤信編 『古代史講義 (ちくま新書)』 筑摩書房 2018年
その他、授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 授業終了後に研究室(2号館9階2901)

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