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科目名 | 農山村再生論 | ||||
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教員名 | 菊地 俊夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 農山村の諸相をフードツーリズム(食のツーリズム)や地域再編から検討し、農山村の再生の方策を明らかにする。 |
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授業のねらい・到達目標 | 農山村再生を議論する際のキーワードは、農山村空間におけるフードツーリズムの発展と商品化、およびポスト生産主義的考え方の浸透である。授業ではフードツーリズムの空間構造や商品化のメカニズム、およびポスト生産主義的考え方の効用と有意性を理解することが到達目標である。 |
授業の方法 | 授業は教科書と授業中に配布するプリントを用いて進める。授業は農山村再生に関連するトピックをオムニバス方式で説明する。 |
履修条件 | 特にないが、1年生や2年生で学ぶ人文地理学や自然地理学の授業を履修していることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事後学修として、関連する教科書の章を読み、復習すること。また、授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。授業においては、高校時代に使用した地図帳を持参し、授業で取り上げたトピックの場所を確認すること。 |
授業計画 | |
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1 | 農山村再生の視点と考え方 -イントロダクション- |
2 | 有機農業を活用した農山村の再生 -有機農業は救世主になるのか- |
3 | 大都市近郊の農村再生 -農産物直売所を繋ぎ手とする都市と農村の共生- |
4 | 大都市近郊の農村再生 -里山保全を繋ぎ手とする都市と農村の再生- |
5 | フードツーリズムによる農村再生 -フランスのワインツーリズム- |
6 | フードツーリズムによる農村再生 -甲府盆地の果樹農業とワインツーリズム- |
7 | フードツーリズムによる農山村の再生 -バンクーバー島のワインツーリズム- |
8 | フードツーリズムによる農村の再生 -ベルギーのビールツーリズム- |
9 | フードツーリズムによる農山村の再生 -北茨城のそばツーリズム- |
10 | 農山村再生の手法としてのフードツーリズムの可能性 -モノからコトへの転換- |
11 | 農山村再生の新たな地域的な手法 -高原野菜生産の垂直的結合と水平的結合- |
12 | 農山村再生の新たな地域的な手法 -ドイツ・フォアアルペンの農家経営の多就業化- |
13 | 農山村再生の新たな地域的手法 -群馬県川場村の挑戦- |
14 | 農山村再生の手法に関する地域的差異を考える |
15 | まとめと試験 |
その他 | |
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教科書 | 菊地俊夫 『フードツーリズムのすすめ -スローライフを楽しむために-』 フレグランスジャーナル社 2016年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 水曜日1限 |