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博物館実習1(学内)

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科目名 博物館実習1(学内)
教員名 松原 聰
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 科学系博物館で学芸員が行う業務の実習1
授業のねらい・到達目標 鉱物科学の最も基礎的な知識を学び、実習を通じてより理解を深めることにより、社会人や小中高生に対して地球の最小固体単位である鉱物のことを説明できるようになることを目標とする。
授業の方法 教科書を中心に講義と参考資料の配布を行い、スライド・ビデオ・実物標本により理解を深める。また、鉱物の結晶模型の製作も行う。
履修条件 「博物館概論」および「博物館経営論」の両科目の単位を取得し,かつ学芸員コース履修者選考試験に合格した者。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習は,教科書の該当する部分に目を通しておき,疑問点などを整理しておくこと.事後学習は,教科書や授業内容により配布するプリント資料を復習し,授業終了時に与える課題について,レポートを作成し,次回授業時に提出すること.
授業計画
1 学芸員が行う鉱物科学に関連する業務について(1)学芸員の業務
2 鉱物岩石標本の種類と取り扱い(2)標本の種類
[準備] 教科書の10頁〜17頁を読んでおくこと.
3 鉱物岩石資料の収集と整理(3)収集と整理
[準備] 第2回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと
4 鉱物岩石の定義と分類(4)定義と分類
[準備] 教科書の18頁〜28頁を読んでおくこと.
5 鉱物岩石の物理的性質を調べる(5)物理的性質
[準備] 教科書の56頁〜94頁を読んでおくこと
6 鉱物岩石に関する図鑑類とその使い方(6)図鑑
[準備] 教科書の134頁〜227頁の図鑑部分に目を通しておくこと.
7 鉱物岩石の化学組成を調べる(到達度確認の授業内テスト実施)(7)化学組成
[準備] 教科書の34頁〜37頁を読んでおくこと.
8 鉱物岩石の種名を調べる(8)種名
[準備] 教科書の29頁〜31頁,96頁〜130頁を読んでおくこと.
9 鉱物の結晶形態について(9)結晶形態
[準備] 教科書の47頁〜56頁を読んでおくこと.
10 鉱物の結晶系と結晶模型制作の意味について(10)結晶系
[準備] 教科書の37頁〜47頁を読んでおくこと.
11 鉱物の結晶模型作製(等軸・正方・六方晶系)(11)結晶模型制作
[準備]  第10回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと.
12 鉱物の結晶模型作製(その他の晶系と対称)(12)対称
[準備]  第10回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと.
13 学習内容の整理と試験(13)試験(授業内テスト)とその解説
[準備]  今まで学んだことを復習し,授業で特に重要と指摘されたところをよく理解しておくこと.
14 博物館の展示などに関連する課題研究(14)課題研究(事前に連絡する電子メールアドレスにそのレポートを提出し、質疑応答をおこなう)
[準備]  第13回目の授業で与える課題について,よく理解しておくこと。
15 課題研究について学生個々の発表と総復習(15)学生の発表(教員や発表者以外の学生と意見交換しながら、アウトリーチの方法を体験し、半年間学んだことの総復習をおこなう)
[準備]  レポートの内容を決められた時間内に発表できるようにしておく。
その他
教科書 松原 聰・宮脇律郎 『鉱物と宝石の魅力 (サイエンスアイ新書)』 SBクリエイテイブ 2012年 第3版
参考書 松原 聰 『 鉱物肉眼鑑定事典』 秀和システム 2017年 第1版
なし
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、レポート(10%)、授業内テスト(10%)、実習製作物完成度(20%)
オフィスアワー 学芸員研究室,木曜日,授業終了後30分間程度
備考 事前に教科書に目を通しておくことが望ましい

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