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科目名 | 博物館実習2(学内) | ||||
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教員名 | 松原 聰 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 科学系博物館で学芸員が行う業務の実習2 |
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授業のねらい・到達目標 | 博物館実習1で学んだ知識をもとに、実習を通じて鉱物科学の本質をより深く理解することにより、社会人や小中高生に対して、鉱物について興味と理解を持ってもらえるような説明ができるようになることを目標とする。 |
授業の方法 | 教科書を中心に講義と参考資料の配布を行い、スライド・ビデオ・実物標本により理解を深める。また、簡易偏光装置の製作・標本撮影なども行う。 |
履修条件 | 「博物館実習1」の単位を取得している者。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習は,教科書の該当する部分に目を通しておき,疑問点などを整理しておくこと.事後学習は,教科書や授業内容により配布するプリント資料を復習し,授業終了時に与える課題について,レポートを作成し,次回授業時に提出すること. |
授業計画 | |
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1 | 鉱物岩石の偏光顕微鏡観察(1)偏光顕微鏡 |
2 |
簡易偏光装置の制作.ねらいと全般的な説明(2)偏光装置 [準備] 第1回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. |
3 |
簡易偏光装置の制作(3)簡易偏光装置 [準備] 第2回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. |
4 |
簡易偏光装置の制作.薄片の観察とスケッチ(4)薄片観察 第3回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. |
5 |
偏光装置を使ってわかる鉱物の光学的性質(到達度確認の授業内テスト実施)(5)光学的性質 [準備] 第4回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. |
6 |
鉱物岩石の写真撮影をするための基礎知識(6)撮影の基礎知識 [準備] 教科書の134頁〜227頁の図鑑部分に目を通しておくこと. |
7 |
鉱物岩石を撮影する(7)撮影実習 [準備] 第6回で学んだことをもとに,デジタルカメラ(スマホ)などで近接撮影の練習をしておくことが望ましい. |
8 |
鉱物岩石の撮影と画像処理(8)画像処理 [準備] 撮影した写真データについてどのような画像処理があるか予習しておくこと. |
9 |
鉱物岩石標本の登録作業(9)標本登録 [準備] 第8回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. |
10 |
鉱物岩石に関する野外教育プログラムについて(10)野外教育 [準備] 第9回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. |
11 |
鉱物岩石に関する野外教育プログラムの試作と発表(11)野外教育プログラムの試作と発表 [準備] 第10回目の授業で与える課題について,よく理解しておくこと. |
12 |
中高生に解説する自分の専門についての解説(12)専門分野の解説 [準備] 第11回目の授業で与える課題について,よく理解しておくこと. |
13 |
学習内容の整理と試験(13)試験(授業内テスト)とその解説 [準備] 今まで学んだことを復習し,授業で特に重要と指摘されたところをよく理解しておくこと. |
14 |
博物館の展示企画などに関連する課題研究(14)課題研究(事前に連絡する電子メールアドレスにそのレポートを提出し、質疑応答をおこなう) [準備] 第13回目の授業で与える課題について,よく理解しておくこと. |
15 |
課題研究について学生個々の発表と総復習(15)学生の発表(教員や発表者以外の学生との意見交換をしながら、アウトリーチの方法を体験し、半年間学んだことの総復習をおこなう) [準備] レポートの内容を決められた時間内に発表できるようにしておく. |
その他 | |
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教科書 | 松原 聰・宮脇律郎 『鉱物と宝石の魅力』 SBクリエイテイブ 2012年 第3版 博物館実習1で使用するものと同じ |
参考書 | 松原 聰 『鉱物肉眼鑑定事典』 秀和システム 2017年 第1版 博物館実習1で使用するものと同じ |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、レポート(10%)、授業内テスト(10%)、実習製作物完成度(20%) |
オフィスアワー | 学芸員研究室,木曜日,授業終了後30分程度 |
備考 | 事前に教科書に目を通しておくことが望ましい. |