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物理化学1

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科目名 物理化学1
教員名 浅地 哲夫
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 量子論と化学結合
授業のねらい・到達目標 原子の電子構造についての理解を深める。また化学結合の現代的解釈について学ぶ
授業の方法 プリントを配布しパワーポイントを用いた講義形式で行う。予習・復習が容易になるよう、できるだけ教科書に準拠して進める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 無機化学1で学ぶ事柄と重複するものが多い。無機化学1をしっかり学んでいれば理解が容易になる。各回のテーマに関係した教科書の説明を事前によく読んでくること。また、配布プリントを用いて必ず復習をすることが求められる。
授業計画
1 1. 量子論
1.1. プランクの量子仮説        
                   事前学習:教科書pp.8-13
2 1.2. 光電効果と光の波動性・粒子性
1.3. ド・ブロイ波と物質の波動性
                   事後学習:教科書pp.8-13; 事前学習:教科書pp.13-15
3 1.4. ボーアの原子モデル
                   事後学習:教科書pp.13-15; 事前学習:教科書pp.16-18
4 1.5. 不確定性原理
1.6. 波動関数と存在確率        
                   事後学習:教科書pp.16-18; 事前学習:教科書pp.18-19
5 1.7. 波動関数の規格化
1.8. エネルギーの値と固有値方程式   
                   事後学習:教科書pp.18-19; 事前学習:教科書:pp.20-21
6 1.9. 波動方程式の基本形
                   事後学習:教科書pp.20-21; 事前学習:教科書:pp.21-23
7 1.10. ハミルトン演算子 
1.11. 時間を含まないシュレーディンガー方程式 
                   事後学習:教科書pp.21-23; 事前学習:教科書:pp.26-30
8 1.12. 一次元箱の中の粒子
                   事後学習:教科書pp.26-30; 事前学習:教科書:pp.46-49
9 2. 水素原子
2.1. 原子の波動関数(原子軌道)    
                   事後学習:教科書pp.46-49; 事前学習:教科書:pp.50-54
10 2.2 原子軌道の形状
                   事後学習:教科書pp.50-54; 事前学習:教科書:pp.55-57
11 2.2. 多電子原子と構成原理
                   事後学習:教科書pp.55-57; 事前学習:教科書:pp.58-61
12 2.3. 電子配置と原子の周期性
                   事後学習:教科書pp.58-61; 事前学習:教科書:pp.72-74
13 3. 量子化学的化学結合論
3.1. 分子軌道による化学結合の理解  
                   事後学習:教科書pp.72-74; 事前学習:教科書:pp.75-76
14 学習内容の整理
3.2. 酸素分子の常磁性  
                   事後学習:教科書pp.75-76; 事前学習:教科書:pp.77
15 3.3. 電気双極子モーメントと化学結合のイオン性
                    事後学習:教科書pp.77
その他
教科書 寺嶋正秀 馬場正昭 松本吉泰 著 『現代物理化学』 化学同人 2015年 第1版
3年生向けの講義「量子化学」でも同じ教科書を使う。
量子論・化学結合論だけでなく熱力学・構造化学・分光学など大学課程の物理化学全般を学ぶことができる。。
教科書の誤植についてはその都度指摘する。
参考書 開講時に指示する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(100%)
第14回に授業内試験を行う
オフィスアワー 本館706室 随時、ただしアポイントメントを取ること。

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