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物理学2

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科目名
平成28年度以降入学者
物理学2
科目名
平成27年度以前入学者
物理学2
教員名 大西 楢平
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 物理学の基本的法則を概説し、原子のミクロな世界から、惑星、天体、宇宙全体のマクロの世界まで、基本法則の発見に至った実験や観測事実と、物理学的解釈による法則の意味を解説する。物理学2では色々な宇宙の現象における興味あるテーマを取り上げ、基本法則を基にそれらを構築する思考方法を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 自然現象を理解するため、物質間の相互作用と光の基本的理解を深め、地球や星などの天体や宇宙に関する構造のスケールを総合的に理解することを目標とする。また現代物理学による宇宙の現象の認識の方法を習得し、可能性と限界についても考察する。
授業の方法 随時そのテーマに関連した実験データや観測記録の資料を紹介し、どのような法則化がなされたかを説明する形式で行う。可能な限り現象の可視化を行う。
履修条件 物理学1を履修していることが望ましい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 配布資料の内容をよく理解しておくこと。
授業計画
1 講義全体のガイダンスと参考文献等必要な情報の説明。
2 第1章 物理学の基本法則と基本定数。
1−1 物理学の基本的な考え方。自然界の力と物質の成り立ち。
3 1-2 エネルギーと温度。光と放射熱。
4 第2章 天体と宇宙。2-1 天体としての地球。水の惑星。
5 2-2 惑星の大きさの理解。重力と天体。
6 2-3 星までの距離の理解。
7 2-4 星の中で起こっていること。
8 2−5 銀河で起こっていること。
9 2-6 宇宙のサイズ。H(ハッブル定数)
10 第3章 物理学の基本法則による自然現象の認識方法。
3-1 光による観測と重力波の測定。
11 3-2 ビッグバン宇宙について。
12 第4章 宇宙とその認識について。
13 レポート課題の解説。
14 講義内容(第1章~第4章)に関する課題について、質疑応答及びフィードバックを行う。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 講義期間中に資料配布する。
参考書 池内 了 『宇宙と自然界の成り立ちを探る』 サイエンス社 1995年 第1版
須藤 靖 『ものの大きさ 自然の階層•宇宙の階層』 東京大学出版 2008年 第2版
リサ・ランドール 『ダークマターと恐竜絶滅』 NHK出版 2016年
講義期間中に随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(100%)
配布資料と講義内容を主としたレポート課題を出題する。
オフィスアワー 本館2階講師室又は授業終了後。
備考 配布資料の内容をよく理解すること。

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