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科目名 平成28年度以降入学者 |
日常生活文化論 | ||||
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教員名 | 好井 裕明 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 開講なし | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 支配的文化を生きている私たちを見直すために |
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授業のねらい・到達目標 | 文化社会学1で述べたエスノメソドロジーの見方を基礎にして、いかに私たちが日常、支配的文化の中で生きているのかを具体的な社会問題、差別問題を手がかりにして、読み解く予定です。そのうえで、「今、ここ」から日常生活批判、文化批判を考え直してみたいと考えています。 |
授業の方法 | 講義形式で進めますが、適宜映像を使用する予定です。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | とくにありませんが、講義のなかで紹介した文献や映画などの作品はできるだけ自分で読んだり視聴したりしてください。そうした作業によってより講義内容の理解が深まるはずです。 |
授業計画 | |
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1 | 日常的な差別や排除を読み解く視角 |
2 | 部落差別問題をどう考えるか |
3 | 被差別部落の生活文化史聞き取りから① |
4 | 被差別部落の生活文化史聞き取りから② |
5 | 被差別の文化をめぐって:被差別の文化ドキュメンタリーを視聴する |
6 | 障害者問題の基本的な流れ① |
7 | 障害者問題の基本的な流れ② |
8 | メディアにおける障害者表象の解読 |
9 | ジェンダー秩序をめぐって |
10 | 性差別のエスノメソドロジー:日常会話における微細な権力行使 |
11 | 性的少数者の現実から支配的文化を問い直す①:男性同性愛を中心に |
12 | 性的少数者の現実から支配的文化を問い直す②:女性同性愛を中心に |
13 | ヒロシマ・ナガサキの被爆問題について① |
14 | ヒロシマ・ナガサキの被爆問題について② |
15 | まとめ:「常識的知」を批判的に見直す社会学の意義と楽しさ |
その他 | |
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教科書 | 好井裕明 『差別原論 <わたし>のなかの権力とつきあう』 平凡社 2007年 第3版 好井裕明 『差別の現在 ヘイトスピーチのある日常から考える』 平凡社 2015年 第1版 『排除と差別の社会学(新版)』 有斐閣 2016年 第1版 教科書は必ず購入してください。講義で適宜使用します。 |
参考書 | 参照すべき文献については、講義時に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(70%) 授業内課題レポート(今のところ、一回2000字で3回を予定)と平常点を中心として評価をします。ただ、映像を視聴する講義回を複数予定しており受講生はまず出席し映像に真摯に向き合う必要がある。 |
オフィスアワー | 毎週火曜日12時20分~50分。研究室にて。 |