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編集・ジャーナリズム特論

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科目名 編集・ジャーナリズム特論
教員名 重里 徹也
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 私たちの情報環境を認識し、メディアをめぐる諸問題を考え、ありうべきジャーナリスムとはどういうものかを考える
授業のねらい・到達目標 現代のメディアが抱える問題を理解する。
優れたジャーナリズムがどういうものかを考えることができる。
メディアが人々の幸せにどのように貢献できるか、その条件を語ることができる。
今後のジャーナリスムのあり方について述べることができる。
授業の方法 講義形式。
新聞記者、論説委員としての経験を踏まえ、ジャーナリズムの現在を考える。しばしば、授業内で小レポートを課す。次から次に学生を指名し、意見を話してもらう。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストはしっかりと読んでおくこと。
毎回、レジュメを配ります。終了後、もう一度読んで授業を振り返って下さい。
授業計画
1 ガイダンス。私たちはどんな情報環境を生きているか
2 現代の情報環境(1)ネットのもたらすマイナス面1
3 現代の情報環境(2)ネットのもたらすマイナス面2
4 現代の情報環境(3)ネットのもたらすプラス面
5 現代の情報環境(4)ネットの可能性を考える
6 表現の自由とは何か(1)表現の自由と差別
7 表現の自由とは何か(2)表現の自由と性
8 表現の自由とは何か(3)「絶歌」を考える1
9 表現の自由とは何か(4)「絶歌」を考える2
10 文学とジャーナリズム(1)文学賞は何のために
11 文学とジャーナリズム(2)文学史をつくるものとは
12 開高健の仕事(1)「ベトナム戦記」を読む・戦争はどう描かれているか
13 開高健の仕事(2)「ベトナム戦記」を読む・人間はどう描かれているか
14 開高健の仕事(3)「輝ける闇」を読む・ルポルタージュと小説の違いとは何か
15 総括。物語リテラシーの必要性
その他
教科書 開高健 『ベトナム戦記 (朝日文庫)』 朝日新聞出版 1990年
参考書 橋元良明 『メディアと日本人 (岩波新書)』 岩波書店 2011年 第2版
開高健 『輝ける闇 (新潮文庫)』 新潮社 1982年
元少年A 『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』 太田出版 2015年
授業中に適宜、紹介する。
成績評価の方法及び基準 平常点(10%)、レポート(60%)、授業参画度(10%)、授業中の小レポート(20%)
期末レポートと授業内の小レポートを重視する。

オフィスアワー 授業中、頻繁に質問の時間をとる。授業後、教室か講師室でも受け付ける。
備考 ジャーナリスムについて、表現とメディアについて、表現とビジネスについて具体的に考えを深めていきたい。
積極的な質問を歓迎する。成績評価に反映させる。
私語厳禁、退室を命じることがある。
スマホ使用も厳禁。

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