無機化学特論

授業テーマ	無機化合物の構造を研究するための重要な手法であるX線構造解析の基礎
授業のねらい・到達目標	Ｘ線回折理論および分子・結晶の対称性について理解を深める
授業の方法	板書と対話を交えた形式で行う
事前学修・事後学修，授業計画コメント	それまでの授業内容を理解していることを前提に講義を進めるので、毎回復習を行うこと。授業中に適宜質問を行う。

授業計画
1	講義全般に関する概要の解説
2	電子によるX線の散乱
3	原子によるX線の散乱
4	分子によるX線の散乱
5	結晶によるX線の散乱
6	分子の対称性
7	結晶の対称性（１）結晶中で許される回転対称
8	結晶の対称性（２）ブラべ格子
9	結晶の対称性（３）結晶点群
10	結晶の対称性（４）らせん軸と映進面
11	結晶の対称性（５）空間群
12	結晶構造からわかること
13	講義内容理解度の確認
14	事前に配布した課題について、ラーニングコモンズにおいて質疑応答及びフィードバックを行う
15	まとめと解説

その他
教科書	特に指定しない。
参考書	講義中に紹介するほか、自分自身で優れた参考書を探してみることも勧めたい。
成績評価の方法及び基準	レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 出席状況が不良の場合にはテストの受験を認めない（不合格とする）場合がある。授業中におこなう対話への対応状況をもとに授業参画度を評価する。
オフィスアワー	講義終了後