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倫理学2

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科目名 倫理学2
教員名 小山 英一
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ さまざまな倫理思想を学んで、倫理的に生きることの大切さを知ること。
授業のねらい・到達目標 ①環境倫理などの応用倫理や②キリスト教、儒教・老荘、仏教などの基本的な倫理思想を説明できることを目標にする。
授業の方法 ①については下記の教科書を、②についてはプリントを配布してそのプリント中心に講義する。
履修条件 (予定)受講生が多い場合は抽選等を行います。抽選は1年生、2年生、3年生で行います。初日は必ず出席してください。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ・この講義を受ける学生はテキスト(教科書)を購入すること。前半でテキストを使用し、後半はプリントを配布する。
・授業内試験に向けて数回にわたる小テストを行ないます。
・「テキスト・プリントでの自宅学習→小テスト→テキスト・プリントでの自宅学習→小テストの内容把握と知識の定着」
 以上の反復で授業内試験に備えること。
授業計画
1 倫理とは何であるか(1) 倫理にかかわる言葉と意味について
〔準備〕テキストの1頁~3頁を読んでおくこと。
2 倫理とは何であるか(2) 倫理の変容性,応用倫理、日本の倫理
〔準備〕テキストの4頁~9頁を読んでおくこと。
3 環境倫理(1) 環境倫理について(概要)、環境倫理の三原則
〔準備〕テキストの101頁~103頁を読んでおくこと。
4 環境倫理(2) 環境破壊の思想的背景、20・21世紀的環境破壊、世代間倫理と遠隔責任
〔準備〕テキストの104頁~111頁を読んでおくこと。
5 環境倫理(3) 自然の権利、自然の権利思想の歴史(進化と拡大)、人格のとらえ方
〔準備〕テキストの112頁~122頁を読んでおくこと。
6 環境倫理(4) 自然保護と生態学、保全と保存、生態学的立場、生物多様性
〔準備〕テキストの123頁~131頁を読んでおくこと。
7 環境倫理(5) 環境思想とホーリズム、リン・ホワイトの告発、ホワイト・ヘッドの思想、ディープ・エコロジー、エコフェミニズム
〔準備〕テキストの133頁~143頁を読んでおくこと。
8 キリスト教の倫理(1) ユダヤ教の成り立ち、モーセの十戒
〔準備〕プリントの「キリスト教の倫理思想」を読んでおくこと。
9 キリスト教の倫理(2) キリスト教の成り立ち、アガペー、隣人愛
〔準備〕プリントの「キリスト教の倫理思想」を読んでおくこと。
10 儒教の倫理・老荘の倫理(1) 諸子百家、儒教の成り立ち、孔子、仁と礼、孟子
〔準備〕プリントの「儒教の倫理思想」「老荘の倫理思想」を読んでおくこと。
11 儒教の倫理・老荘の倫理(2) 老荘思想の成り立ち、老子、荘子、道、無為自然、万物斉同
〔準備〕プリントの「儒教の倫理思想」「老荘の倫理思想」を読んでおくこと。
12 仏教の倫理(1) バラモン教と仏教の成り立ち、縁起、慈悲
〔準備〕プリントの「仏教の倫理思想」を読んでおくこと。
13 仏教の倫理(2) 般若心経の思想 大乗仏教の基本思想
〔準備〕プリントの「仏教の倫理思想」を読んでおくこと。
14 授業内試験と解説
15 仏教の倫理(3) 般若心経の思想 般若心経の基本思想
〔準備〕プリントの「仏教の倫理思想」を読んでおくこと。
その他
教科書 笠松幸一・和田和行 『21世紀の倫理』 八千代出版 2010年 第1版
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
成績評価は授業内テスト(80%)、授業参画度(小レポート・小テスト・発表、20%)の合計で行う。 
オフィスアワー 本館2階講師室前にて10:00から10:30まで。
備考  

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