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倫理学演習1

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科目名 倫理学演習1
教員名 永井 均
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ シュティルナーは、どんな一般概念によっても捉えられず、ただ独り存在するだけの「私」を、「唯一者」と呼ぶ。「唯一者」は、世界開闢以来初めて登場した全く独自の存在者であるから、どんな一般性によっても捉えられない。後の実存主義やアナーキズムに影響を与えた、「唯一者」の存在だけから出発する彼の倫理思想、政治思想を研究する。
授業のねらい・到達目標 主著『唯一者とその所有』を読むことによって、シュティルナーの思想を理解し、その問題点を考察する。
授業の方法 テキストを読みつつ、内容について議論する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前にテキストの当該部分を予習してくること。事後に授業中に問題なったことについて考えること。
授業計画
1 無の上に据える
2 人間生活
3 古い人間
4 新しい人間
5 精神
6 憑かれた者たち
7 教権秩序(1)
8 教権秩序(2)
9 教権秩序(3)
10 政治的自由主義(1)
11 政治的自由主義(2)
12 社会的自由主義
13 人道的自由主義(1)
14 人道的自由主義(2)
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 マックス・シュティルナー 『唯一者とその所有上 (古典文庫)』 現代思潮新社
教科書を必ず購入すること。購入しがたい場合はコピーでもかまわないが必ず所有すること。
成績評価の方法及び基準 平常点(60%)、レポート(40%)
オフィスアワー 金曜の13時30分~14時30分

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