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倫理学特殊講義1

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科目名 倫理学特殊講義1
教員名 永井 均
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ カント哲学の基本構造の理解と、この世界の基本構造の把握
授業のねらい・到達目標 独自の現代的視点からのカント解説書であるP.F. ストローソン『意味の限界』を読みつつ、カント哲学の基本構造を理解し、それによってこの世界の超越論的な成り立ちについて理解を深める
授業の方法 P.F. ストローソン『意味の限界』を精読しつつ問題点を解説し議論する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストを自分で読んで授業に臨むこと。授業の後で問題点をおりにふれて考え続けること。
授業計画
1 カントと『純粋理性批判』について
2 超越論的観念論とは何か
3 直観の形式としての時空(1)
4 直観の形式としての時空(2)
5 超越論的分析論の課題
6 演繹の意味
7 客観性と統一
8 自己意識による統一
9 純粋悟性概念(カテゴリー)の意味
10 超越論的原則論の課題
11 客観的時間の構成
12 観念論論駁
13 因果性の本質
14 何故一つの客観的世界だけが存在するのか
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。
その他
教科書 ストローソン 『意味の限界』 勁草書房
教科書は値段が高いが、できるだけ購入してください。それができない場合は、図書館や友人から借りるなどして授業で使う箇所をコピーしてください。教科書(またはそのコピー)を持参せずに授業に出席することは出来ません。
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
オフィスアワー 金曜の13時30分~14時30分

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