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近代文学講義1

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科目名 近代文学講義1
教員名 久米 依子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 都市と文学
授業のねらい・到達目標 近代社会の中で発達した近現代文学は、都市化の進行と密接に結びついて展開した。明治期から現代に至るまでの、都市と関わる文学を追い、そこにどのような近代人の精神が刻み込まれているかを確認する。現代のサブカルチャーの傾向も視野に入れながら、都市と文学の連関を考えていく。講義に関連する作品を1作は読んでもらう予定。
授業の方法 講義形式。明治期の都市化と格差社会、東京の中の青春、新しい欲望の発生と都市、ジェンダーから見る都市、映像化される都市などを考察する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 配布されるプリントを読み、理解すること。また、授業中に指示したテクストに触れ、授業内容を踏まえつつ受講者の見解も入れて、レポートにまとめること。授業内テストも課する予定。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
2 近代文学と都市
3 樋口一葉と東京
4 「三四郎」と東京
5 「青年」と東京
6 迷宮としての都市
7 新しい欲望の発生
8 幻想の街
9 自由と孤独
10 都市の中のジェンダー
11 都市への嫌悪
12 マンガ・アニメの想像力
13 都市のゆくえ
14 都市の中の文学、文学の中の都市、という関係性
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 主にプリントを使用する。
参考書 前田愛 『都市空間のなかの文学 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 1992年
海野弘 『 モダン都市東京―日本の一九二〇年代』 中公文庫 2007年
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)
授業参画度には、コメントシートの記述を含む。
オフィスアワー 水曜昼休み、木曜3限 7号館4階久米研究室

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