検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。

| 科目名 | 卒業論文研究ゼミ2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 高橋 利明 | ||||
| 単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 英文学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 | ||
| 授業テーマ | 『白鯨』のユートピアと身体 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 世界文学の最高峰とも評価されるメルヴィルの『白鯨』という作品の舞台が「海」であることは大変重要である。作家は生命の起源である「海」にユートピアを求めていたのであり、白鯨追求を通して「海」そのものを描くことによって身体的なユートピアを探究したのである。『白鯨』という作品の本質的かつ普遍的な意味を考察する。 |
| 授業の方法 | 各回、割り当て部分を担当する1名の学生が、ハンドアウト(A4版)を用意し、それをもとに発表していく。学生は、ハンドアウトに簡単なあらすじと自分が重要と考える引用原文をあげ、その問題点の分析を発表していく。その後、発表者の解釈を巡って、クラス内で議論を展開していく。 なお、各回の授業進度は予定である。 |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 予習的読解を必ず行うこと。各回ごと学生は辞書を丹念に引き解釈を深め、キーワードを鋭敏に捉え、自分なりのテーマを把握していくことが求められる。 復習では、授業内で捉えた問題点などを整理し文章化する努力を惜しまないこと。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 映画『白鯨』ビデオ鑑賞 |
| 2 |
Ch.57 "Of Whales in Paint; in Teeth; in Wood; in Sheet-Iron; in Stone; in Mountains; in Stars" Ch.58 "Brit" Ch.59 "Squid" |
| 3 |
Ch.60 "The Line" Ch.61 "Stubb Kills a Whale" Ch.62 "The Dart" Ch.63 "The Crotch" |
| 4 | Ch.64 "Stubb's Supper" |
| 5 |
Ch.65 "The Whale as a Dish" Ch.66 "The Shark Massacre" Ch.67 "Cutting In" Ch.68 "The Blanket" |
| 6 |
Ch.69 "The Funeral" Ch.70 "The Sphynx" Ch.71 "The Jeroboam's Story" |
| 7 |
Ch.72 "The Monkey-Rope" Ch.73 "Stubb and Flask Kill a Right Whale; and then Have a Talk Over Him" |
| 8 |
Ch.74 "The Sperm Whale'S Head―Contrasted View" Ch.75 "The Right Whale'S Head―Contrasted View" Ch.76 "The Battering-Ram" |
| 9 |
Ch.77 "The Great Heidelburgh Tun" Ch.78 "Cistern and Buckets" Ch.79 "The Prairie" Ch.80 "The Nut" |
| 10 | Ch.81 "The Pequod Meets The Virgin" |
| 11 | Ch.87 "The Grand Armada" |
| 12 |
Ch.88 "Schools and Schoolmasters" Ch.89 "Fast-Fish and Loose-Fish" Ch.90 "Heads or Tails" |
| 13 |
Ch.91 "The Pequod Meets The Rose-Bud" Ch.92 "Ambergris" |
| 14 | 事前配布の課題に対してのフィードバック |
| 15 |
まとめと質疑応答 エッセイ(小論文)の提出! |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | Herman Melville, Moby-Dick:Library of America Paperback Classics, ISBN 978-1-59853-085-8, 2010 |
| 参考書 | 適宜、授業時に指示する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) |
| オフィスアワー | 授業終了後に高橋研究室にて。 |