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平成28年度以降入学者 | 現代人口論 | ||||
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教員名 | 山内 昌和 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 人口減少・高齢化は先進国を中心に大きな社会的課題となっている。こうした状況は、当然ながら都市や農村のあり方にも多大な影響を与えている。先進国の中でも人口減少・高齢化が進んだ国の1つである日本は、2000年代に入って国全体の人口も減少するようになり、従来の人口増加を前提とした様々な制度の再考を余儀なくされている。本授業の目的は、人口変動の基本的な考え方を理解し、それを踏まえて地理学的な観点から現代社会における人口と関連する事象がどのような状況にあり、いかなる課題を抱えているのかについて理解を深めることである。 |
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授業のねらい・到達目標 | 人口変動のメカニズムを理解することに加え、都市や農村の変化が人口変動とどのように関連しているのかについての理解を深めることを目標とする。 |
授業の方法 | 講義形式で行う。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | この授業では復習が重要となる。授業で示した資料や参考文献をもとに、重要事項を説明できるようにすること。また、授業では小課題を随時課すので、それを確実に実施すること。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス:授業の概要について説明する。 |
2 | 人類の拡散と環境:人類の拡散過程や環境支持力について説明する。 |
3 | 人口転換:人口転換が人口変動に及ぼす影響について説明する。 |
4 | 高齢化:年齢構造の変化とその影響について説明する。 |
5 | 死亡:死亡転換や長寿化について説明する。 |
6 | 出生:出生率の低下と少子化について説明する。 |
7 | 都市への人口集中:人口の地理的な分布変動について説明する。 |
8 | 国内人口移動:人口移動概念や第二次世界大戦後の日本の人口移動について説明する。 |
9 | 国際人口移動:国際人口移動や移民について説明する。 |
10 | 今後の人口見通し:日本の地域別の将来人口推計の考え方とその結果について説明する。 |
11 | 就業構造とその変容:日本の就業構造の地域による特徴やその変容について説明する。 |
12 | 地方都市の変容:近年の日本の地方都市の人口変動について説明する。 |
13 | 大都市の拡大と縮小:東京大都市圏の郊外化と都心回帰について説明する。 |
14 | 政策と人口:人口に関連する政策について説明する。 |
15 | 全体をまとめる(これまでの復習・解説を行い,授業の理解を深める) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 石川義孝・井上孝・田原裕子 『地域と人口からみる日本の姿』 古今書院 2011年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 授業終了時 |