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科目名 平成28年度以後入学者 |
東洋史特殊講義8 | ||||
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教員名 | 須江 隆 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 南宋・洪邁『夷堅志』研究 中国宋代の時代性をより深く追究するために、当時の社会における日常性を把握する上で極めて有効な史料である筆記史料『夷堅志』に着目し、この史料に注目する意義やそれらを活用した研究史を概観した上で、幾つかの『夷堅志』所収の逸話を選読することを通じて、宋代社会の日常生活の特質の解明を目指す。 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業担当者の最新の研究を開示していく講義と筆記史料読解演習を通じて、漢文史料解析法と研究論文作成手法を身に付ける。 |
授業の方法 | 授業全体の六割程度を演習形式でおこない、講義形式を併用する。 |
履修条件 | 漢文史料の読解にある程度習熟していることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 筆記史料の読解演習をおこなうので、事前学修として、そのための辞書類の準備や漢文史料訓読に要する基礎的知識の習得をしておくこと。また授業計画の各回で示した準備学修を済ませて、毎回の授業に臨むこと。事後学修としては、筆記史料読解演習用テキストの完全版訳注稿提出に向けた作業を、受講者各自が段階的に進めていくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
授業ガイダンス [準備]シラバスに一通り目を通してくること。 |
2 |
『夷堅志』について [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
3 |
『夷堅志』とそれが書かれた時代 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
4 |
史料論としての『夷堅志』 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
5 |
『夷堅志』選読方法解説 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
6 |
『夷堅志』選読Ⅰ「李婆墓」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
7 |
『夷堅志』選読Ⅱ「宿遷諸尹」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
8 |
『夷堅志』選読Ⅲ「小珠山遺卵」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
9 |
『夷堅志』選読Ⅳ「呉皐保義」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
10 |
『夷堅志』選読Ⅴ「胡煌僕」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
11 |
『夷堅志』選読Ⅵ「丹州石鏡鼓」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
12 |
『夷堅志』選読Ⅶ「九龍廟」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
13 |
『夷堅志』選読Ⅷ「衛師回」(夷堅支甲巻第二) [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
14 |
訳注稿の作成に向けたメディアを活用した質疑応答 [準備]筆記史料読解演習用テキストの完全版訳注稿を完成させ、電子メールで提出すること。 |
15 |
授業の総括と振り返り [準備]シラバスで授業の到達目標の確認をし、到達度の自己点検をしておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 授業時にプリント(参考資料)及び筆記史料読解演習用のテキストを配布する。 |
参考書 | 参考書、辞書・工具書類等については、授業中に随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 本授業時間の前後のみ、本館2階の講師室にて可。また、授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡して下さい。 |