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データベース設計2

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科目名
平成27年度以前入学者
データベース設計2
教員名 谷口 郁生
単位数    3 学年    4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ Oracle Databaseによるデータベースの構築と管理・運用
授業のねらい・到達目標 データベース設計1で修得した知識・技術を元に,小規模なデータベースを構築し,運用・管理ができるDBA(データベース管理者)養成を目標とし,最終的にはORACLE MASTER Bronze DBA11g以降の資格試験に合格することを目指す。
授業の方法 この授業は2コマ連続で実施されるので注意すること。メディア・ラボにて,実際のデータベースサーバを用いて,データベースの構築と,運用・管理のための実習を行う。なお,メディア授業は,学内共通LMS(学習管理システム)の Blackboardを利用する。
実習で使用するデータベースは,Windows OS環境でOracle Database 11g R2とする。またSQL実行環境としてはSQL*PlusとSQL Developerを使用する。
履修条件 前期開講のデータベース設計を履修済み,あるいはSQLについてそれと同等の知識を有すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 第1回目では,授業計画,授業方法,評価方法等についてガイダンスを行う。
第2回目以降は,講義ならびに演習を通じて学ぶ。
※尚,学生1人にPC1台(あるいは仮想サーバ1台)を割り当て,実機を使ったデータベースの構築・管理・運用の演習を行う。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する):この授業の内容や,授業の進め方,そして評価方法等についての説明
2 データベースの基本概念
-データベース・オブジェクト,スキーマ,そしてデータ・ディクショナリについて
3 データベース実行環境の設定
-OSの環境設定,データベースのインストールとアンインストール
4 Oracleデータベースのアーキテクチャ--(1)
-インスタンスとデータ記憶域,制御ファイル,そしてREDOログ・ファイルについて
5 Oracleデータベースのアーキテクチャ--(2)
-表領域とデータ・ファイル(セグメント・エクステント・ブロック),初期化パラメータ・ファイルについて
6 データベースの管理
-Oracle Enterprise Managerを使ったデータベースの管理
-データベースの起動と停止
-ユーザー登録とセキュリティ
-権限の付与と取消(システム権限とオブジェクト権限),そしてロールについて
7 データベース・オブジェクトの作成と管理--(1)
-表領域の作成と管理
-表の作成,変更,削除(含テーブル制約,列制約指定方法)
8 データベース・オブジェクトの作成と管理--(2)
-その他のデータベース・オブジェクト(ビュー,索引,シノニム,順序)の作成と使用について
9 データの管理
-SQL*Loaderを使用したデータのロード
-Data Pumpを使用したデータのインポート・エクスポート
10 バックアップとリカバリの概要
-データベースにおける障害の分類
-インスタンス障害とメディア障害そしてそのリカバリについて
-ARCHIVELOGモード
11 データベースのバックアップ
-バックアップの概念とRecovery Manager(RMAN)
-バックアップの設定とスケジュール,そして管理について
12 データベースのリカバリ
-NOARCHIVELOGモードでのデータベースのリカバリ
-ARCHIVELOGモードでのデータベースのリカバリ
13 パフォーマンスの監視とメンテナンス
-動的パフォーマンス・ビュー,オプティマイザ統計の利用
-自動ワークロード・リポジトリと診断用アドバイザ
-ADDM
14 シナリオに基くデータベースの構築--(1)
15 シナリオに基くデータベースの構築--(2)
-まとめと解説
その他
教科書 使用せず
参考書 ・データベース・ソフトウェアも含め,日本オラクル社のOracle Academy提供の教材を無償配付する
・e-Learningにて適宜データベースの管理・運用に関する練習問題を提供する
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
[授業内テスト]にはオンライン試験及び実技試験,[授業参画度]には実習に関する評価が含まれる。
オフィスアワー 授業中に連絡する
備考 e-mailは授業中に連絡する

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