文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 哲学科 > 美学基礎講読2
日本大学ロゴ

美学基礎講読2

このページを印刷する

科目名 美学基礎講読2
教員名 櫻井 一成
単位数    1 学年 1・2 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 小説や映画、日本の歴史や友人の体験談など、われわれは日常生活のなかで多くの物語に接している。そしてときに物語はわれわれに知識や満足を与えてくれる。ではそもそも物語とは何だろうか? 物語だからこそできることとは何か? 物語であることと虚構であることは同じことだろうか?
本授業では野家啓一『物語の哲学』の講読を出発点として「物語」をめぐるさまざまな問題を哲学的に考察していきます。前期と同様にテキストの講読が授業の軸となります。
授業のねらい・到達目標 テキストを正確かつ批判的に読む技術を習得する。
他の人とディスカッションする楽しさを知り、よりよい議論を行うための技術を習得する。
日常にはさまざまな哲学的謎が潜在していることを知り、哲学的パズルを考察する楽しみを知る。
授業の方法 テキストの講読を中心に授業を進めます。ゼミ形式ですので、参加者に要約や意見を述べてもらう場合があります。
一冊の本を読むことは、その本を読み終われば完結するような営みではなく、他の多くのテキストを読むことへと開かれています。授業では、受講者の関心に応じつつ、関連するさまざまな文献をとりあげていく予定です。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前にテキストの指摘箇所を読んできてください。映画や小説の鑑賞を求める場合もあります。授業の進行にあたっては「寄り道」を重視しますので、計画通りに講読が進捗しない場合もあります。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
 【準備】準備は必要ありません。
2 『物語の哲学』講読(1)ーー生活のなかの物語
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
3 『物語の哲学』講読(2)ーー物語と歴史
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
4 『物語の哲学』講読(3)ーー物語と歴史
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
5 『物語の哲学』講読(4)ーー物語と歴史
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
6 『物語の哲学』講読(5)ーー物語とフィクション
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
7 『物語の哲学』講読(6)ーー物語とフィクション
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
8 『物語の哲学』講読(7)ーー物語とフィクション
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
9 『物語の哲学』講読(8)ーー物語の形式的特徴
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
10 『物語の哲学』講読(9)ーー物語の形式的特徴
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
11 『物語の哲学』講読(10)ーー物語の形式的特徴
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
12 『物語の哲学』講読(11)ーー物語とアイデンティティ
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
13 『物語の哲学』講読(12)ーー物語とアイデンティティ
 【準備】テキストの指定箇所を読んできてください。
14 質疑応答(これまでの講義内容について、電子メールで提出された質問をもとに質疑応答及びフィードバックを行う)
 【準備】これまでの授業で疑問に感じたこと、関心をもったことなどをまとめ、授業前日までにメールで提出してください
15 総括(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)
 【準備】テキストを通読してきてください。
その他
教科書 野家啓一 『物語の哲学』 岩波書店 2005年
参考書 授業内でそのつど参考文献を紹介します。
成績評価の方法及び基準 平常点(100%)
自分の発言が正しいかどうかは重要ではありません。いろいろな人が集まって話しあうことが重要です。臆せずに受講してください。
オフィスアワー 授業終了時

このページのトップ