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核・放射化学特論

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科目名
平成27年度以前入学者
核・放射化学特論
教員名 永井尚生
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 放射性核種の超高感度測定法
授業のねらい・到達目標 放射性核種、壊変、核反応及び放射線と物質との相互作用についての概説を行った後、天然物中に 存在する長半減期放射性核種について講義する。更にそれらに対する最近の極微量の物質に対する 超高感度の測定法について講義する。
授業の方法 プリントを中心とし、板書を補助として使用する講義および英語教科書の輪講。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 各回の内容について、参考書・論文などを読み、学習しておくこと。特に英文の参考書を推奨する。
授業計画
1 原子の構造と構成粒子、原子の分類(核種、同位体・同中性子体・同重体)原子核の安定性
2 放射壊変と放射性核種・放射能・放射線、壊変の分類
3 成長と壊変(親娘関係、一般方程式・過渡平衡
永続平衡・分岐壊変)
4 放射線と物質との相互作用、放射線の検出・測定との関連性
5 核反応
6 宇宙線
7 核反応と宇宙線生成核種
8 天然放射能および長半減期放射性核種
9 同位体比の変動
10 微弱放射能の測定
11 半減期測定
12 質量分析
13 加速器質量分析の原理
14 加速器質量分析の特徴
15 加速器質量分析の応用
その他
参考書 『元素 (本田雅健

)』 

三省堂

『放射化学

 (古川路明

)』 朝倉書店
『現代放射化学

 (海老原 充

)』 化学同人 2005年
Alan P. Dickin, Radiogenic Isotope Geology, Cambridge University Press, 2005, 2 edition
Gunter Faure, Isotopes: Principles and Applications, Wiley, 2004, 3 edition
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 月・金12:00 -13:00 5号館542室

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