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科目名 | 外国教育史研究1 | ||||
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教員名 | 北野 秋男 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 欧米における学力テストの歴史 |
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授業のねらい・到達目標 | 現代に生きる私達が学校教育を受ける際に、まず強調されることが「人格形成」ですが、他方では、「能力」や「業績」も求められます。教育において、こうした個人の「能力」や「業績」が重視された理由や背景は何でしょうか。また、今や個人の問題ではなく、国家的な課題としても「高い能力」が求められるのは何故でしょうか。こうした疑問や課題を基に、本講義では欧米における学力テストの歴史と理論を検討します。 |
授業の方法 | 本授業を通じて研究を進めていく上での分析視点を学びます。大学院生が修士論文を作成する上で、最も重要なことが、この分析視点です。一つの視点を定めて、その焦点化された視点から自己の論理や内容を展開する方法を学びましょう。また、外国教育史を通じて教育学や教育史研究の基礎・基本を学ぶことも重視します。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業で配布する資料や図書を丁寧に読むこと。また、授業時間内に課題を与え、レジュメを作成し、報告する。報告の後に、レジュメを修正し、完成原稿として提出する。授業内では対話と討論を繰り返し、受講学生相互の研究に関する能力を高め、認識を深化させる。参加型の授業展開をなるべく多く取り入れるので、受講学生の積極的な受講を求める。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス 授業の進め方・評価の方法 |
2 | 欧米の学力観の特徴 |
3 | 欧米の人格形成思想の起源と発展 |
4 | 愛と道徳による人格形成 |
5 | 自己統治による人格形成 |
6 | 功利主義的教育観の登場 |
7 | ペーパーテストの登場 |
8 | 学力テストの起源と普及 |
9 | IQ・知能・標準テストの起源と普及 |
10 | 米国における教育測定運動の起源と普及 |
11 | 学力テストの開発と普及(教育財団の関与) |
12 | 戦後の学力保障政策の展開 |
13 | 現代の学力政策の課題 |
14 | メディア授業(課題への質問や面接) |
15 | 前期授業の総括と今後の学習への留意点 |
その他 | |
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教科書 | 北野秋男 『日米のテスト戦略』 風間書房 2015年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(30%)、授業参画度(40%) 総合的に評価する |
オフィスアワー | 授業開始前と終了後に行う。また、メールなどでも可能。kitano@chs.nihon-u.ac.jp |