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科目名 平成28年度以降入学者 |
英米文学演習1(2年生用) | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
英米文学基礎演習1 | ||||
教員名 | 前島 洋平 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | サマセット・モーム(Somerset Maugham, 1874-1965)の長編小説 The Razor's Edge (1944)の鑑賞をとおして、文学作品の分析の仕方を学ぶ。また、原作と映画を比較することで、両メディアの特徴に関する理解を深める。 |
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授業のねらい・到達目標 | The Razor's Edgeは、英国BBCが2015年に発表したThe 100 Great British Novelsで第77位に選ばれたOf Human Bondage (1915)には及ばないものの、第二次世界大戦に出兵していた兵士たちが涙ながらに読んだと言われる印象的な作品である。比較的わかりやすいとされるモームの英語を毎週丹念に読み進め、最終的には自力で作品を読み通すことが出来たという充実感を味わうとともに、作品内容に関する議論を通して小説を読む楽しさを発見したい。 |
授業の方法 | グループワークを採用する。受講者各自は指定された範囲を事前に読んで意見を持ち寄る。授業では、それを交換・共有したのちに、発表担当の2-3グループがハンドアウトを利用しながら語学的(英語)ならびに文学的(内容)アプローチの点から授業を展開する。グループ内やグループ同士、最終的には、受講者全員の意見交換までたどり着きたい。 作品理解を深めるために映像を見ることもある。 |
履修条件 | (1)英文学科2年生で所定の手続きを踏んでいること。 (2)総授業数の3分の2以上の参加が可能であること。 (3)予習に膨大な時間をさけること。 (4)レポート作成に際しては、コピペなどの卑しい行為を慎み、参考文献をもとに自力で完成させる覚悟(忍耐力)を持っていること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業に臨むにあたり、(最低限の予習として)テキストの指定された個所をあらかじめ読んでおくこと。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション |
2 | The Razor's Edge 1 【原作の理解と映画鑑賞】 |
3 | The Razor's Edge 2 【原作の理解と映画鑑賞】 |
4 | The Razor's Edge 3 【原作の理解と映画鑑賞】 |
5 | The Razor's Edge 4 【原作の理解と映画鑑賞】 |
6 | The Razor's Edge 5 【原作の理解と映画鑑賞】 |
7 | The Razor's Edge 6 【原作の理解と映画鑑賞】 |
8 | The Razor's Edge 7 【原作の理解と映画鑑賞】 |
9 | The Razor's Edge 8 【原作の理解と映画鑑賞】 |
10 | The Razor's Edge 9 【原作の理解と映画鑑賞】 |
11 | The Razor's Edge 10 【原作の理解と映画鑑賞】 |
12 | The Razor's Edge 11 【原作の理解と映画鑑賞】 |
13 | The Razor's Edge 12 【原作の理解と映画鑑賞】 |
14 | 理解度の確認と解説 |
15 | これまでの復習・解説を行い、授業の理解を深める |
その他 | |
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教科書 | Somerset Maugham, The Razor's Edge, Vintage Classics, 2000 |
参考書 | 行方昭夫 『サマセット・モームを読む』 岩波書店 2010年 行方昭夫 『モーム語録』 岩波書店 2010年 行方昭夫 『モームの謎』 岩波書店 2013年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(30%)、プレゼンテーション(40%) 授業中に配布される質問用紙には、発表グループへの評価、英語や作品解釈に関する質問などを記入する。これは受講者の予習の程度や内容理解の深度を図るもので、成績評価の方法の授業参画度に含まれる。 |
オフィスアワー | 月曜日または火曜日に7号館3階の教員研究室にて。 開講時に指示する連絡方法を通じて、事前にアポイントメントをとること。 |
備考 | 教室にただ存在するだけでは単位の取得は難しい。 教科書忘れ、授業中の携帯使用、5分以上の居眠り、他の受講者の迷惑になる私語などをおこなった学生は自動的に欠席扱いとなる(大学生なので本人に指摘はしない)。 |