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| 科目名 平成30年度以降入学者 | 家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 河野 千佳 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 | 
| 科目群 | 心理学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 【公認心理師必修科目】 家族関係等集団の関係性と地域社会に焦点を当てた心理支援の理論と方法について学び理解する。 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | この科目で扱うのは、心理臨床活動をする際に活動分野を問わずに求められるものである。 それにより、家族関係等集団の関係性に焦点を当てた心理支援の理論と方法並びに地域社会や集団・組織に働きかける心理学的援助に関する理論と方法、さらに心理に関する相談・援助・指導等の応用について学び、包括的に理解し説明することができる。 | 
| 授業の方法 | 基本を確実に理解するため、受講者は関連事項を調べて発表する。その後、全員による討議を行う。 | 
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習を前提とし、それを基に授業を行うので、事後学習で知識の定着を確認しておくこと。 心理臨床現場での取り組みに強い関心を持ち、問題意識を持って学習に取り組むこと。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | ガイダンス 【準備】これまでに学んできた家族や地域援助の知識についてまとめておく。 | 
| 2 | 家族構成とジェノグラム 【準備】ジェノグラムについて調べ、これまでの知識との整合性を確認してくる。 | 
| 3 | 家族理解の基礎(1)システムとしての家族 【準備】システムの特性(開放性と閉鎖性、階層性、境界、直線的因果律と円環的因果律)について調べてくる。 | 
| 4 | 家族理解の基礎(2)家族ライフサイクルと危機管理1 【準備】青年期までの家族としての発達課題と危機について調べてくる。 | 
| 5 | 家族理解の基礎(3)家族ライフサイクルと危機管理2 【準備】成人期以降の家族としての発達課題と危機について調べてくる。 | 
| 6 | 家族理解の基礎(4)家族システムの査定と家族支援過程 【準備】情報収集と家族成員間の相互作用パターンについて調べてくる。 | 
| 7 | 現代家族をめぐるさまざまな問題 【準備】現代の家族の問題について統計的データ動向をも踏まえて調べてくる。 | 
| 8 | 家族援助にかかわる理論と家族支援の実際 【準備】代表的な家族療法理論について調べてくる。 | 
| 9 | コニュニティアプローチの基本概念(予防) 【準備】予防の概念と予防的介入について調べてくる。 | 
| 10 | コミュニティアプローチの基本概念(危機) 【準備】危機理論と危機介入について調べてくる。 | 
| 11 | コミュニティアプローチの基本概念(コンサルテーション) 【準備】コンサルテーションとその援助について調べてくる。 | 
| 12 | コミュニティアプローチの基本概念(ソーシャルサポート ネットワーキング)連携と協働による援助 【準備】ソーシャルサポート、ネットワーキングについて調べてくる。 | 
| 13 | 心理職が担う地域支援の役割 【準備】教育・福祉・保健医療・司法・産業労働分野におけるコミュニティアプローチについて調べてくる。 | 
| 14 | 学習内容の整理 【準備】理解した点、不明な点を整理しておく。 | 
| 15 | まとめ | 
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし | 
| 参考書 | 岡堂哲雄 『家族カウンセリング』 金子書房 2000年 その他必要に応じて授業内で紹介する | 
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(20%)、授業参画度(80%) | 
| オフィスアワー | 授業内で指示する |