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| 科目名 平成27年度以前入学者 |
卒業論文 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 犬飼 裕一 | ||||
| 単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 社会問題と社会学研究。社会学研究として卒業論文を書く方法。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 社会学は広い研究領域をもった社会科学です。このためしばしば何を論じても自由というイメージが先行することが多いのですが、学問研究として社会学的に研究する場合には、いくつかの約束事があります。何よりも大切なことは、確固とした事実に基づいて議論を組み立てること。事実誤認をしないことです。そこに、社会学の根幹を成す理論的な視点から見えてくる議論の枠組みを付け加えることが必要となります。そもそも一般に「社会問題」、あるいは「これこそが現代社会の問題である」といわれていることは、すでに特定の理論や観点に基づいているのです。社会科学の中でもとりわけ社会学は、これら理論や観点の問題に注目し、再度問い直すことを主眼とする学問です。この授業では、受講者が卒業論文を作成するに際し、社会学の学術論文として成り立ちうるように指導を行います。 |
| 授業の方法 | まず、各受講者の論じたいテーマについてレポートを書いてもらい、それをたたき台にして卒業論文としてふさわしい問題設定に作り上げていきます。問題設定ができあがってからは、資料収集の過程に入ります。当然資料収集によって当初の問題が変更になることも、さらに成熟していくこともあります。次に、実際の執筆に入ります。まず、大まかな目次(テーマ一覧)を作成し、実際に書いていきます。そして、実際に書いたものを発表する中で修正を加えていき、最終的な仕上げに向かいます。もちろん、実際の執筆の過程で前の段階の資料の不足や問題設定そのものの変更というのも十分ありえます。何度も修正を経て、最終的な論文完成を目指していきます。 |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | まず、どのような問題を卒業論文の課題としたいのかについて短いレポートを提出してください。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 課題設定のためのレポートについての説明。卒業論文作成の概要説明。 |
| 2 | 課題設定のためのレポート提出 |
| 3 | 課題設定と問題設定1 |
| 4 | 課題設定と問題設定2 |
| 5 | 課題設定と問題設定3 |
| 6 | 課題設定と問題設定4 |
| 7 | 資料収集と文献探し1 |
| 8 | 資料収集と文献探し2 |
| 9 | 論文執筆と発表1 |
| 10 | 論文執筆と発表2 |
| 11 | 論文執筆と発表3 |
| 12 | 論文執筆と発表4 |
| 13 | 論文執筆と発表5 |
| 14 | 最終発表1 |
| 15 | 最終発表2 |
| その他 | |
|---|---|
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
| オフィスアワー | 授業終了後。 |