物性科学特別研究I

授業テーマ	ガラスや液晶に代表される複雑流体や結晶における構造や分子ダイナミクスを，各種の実験手段を用いて明らかにする。
授業のねらい・到達目標	原子・分子の集合体である種々の物質を設計・合成し，その性質を評価するためには，種々の分析機器を用いての測定・解析が必要である。そこで，各種実験を行い，その結果から物質の物理・化学的特性を明らかにする。
授業の方法	原理を勉強して理解を深めてから，実験・解析を行い，その結果を基に各自で考察する。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	実験原理・方法等ついて事前に調べておくこと。得られた結果については十分に考察すること。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	熱量測定について－総論
3	断熱型熱量測定について－原理
4	断熱型熱量測定について－実験
5	断熱型熱量測定について－解析
6	示差走査熱量測定について－原理
7	示差走査熱量測定について－実験
8	示差走査熱量測定について－解析
9	X線回折測定について－原理
10	X線回折測定について－実験
11	X線回折測定について－解析
12	リートベルト法の原理
13	リートベルト法による構造解析
14	DASHによる構造解析
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める

その他
成績評価の方法及び基準	実験への取り組みと考察の内容(100%)
オフィスアワー	開講時に指示する。