物性科学特別研究I

授業テーマ	新しい電子機能を有する分子性物質の設計と開発
授業のねらい・到達目標	新しい電子機能を有する分子性物質の合成を行い、その構造を決定しその電子状態を検討する。新規物質の物性測定を行いその物性の解明を目指す。
授業の方法	指導は、研究テーマの立案、研究成果の報告、検討、討論から成る。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	研究とは実験だけではなく、実験結果をよく見て、よく考えて、自分自身で解析や理解することは大事である。

授業計画
1	安全に実験するためのガイダンス、実験ノートのつけ方、データ整理について
2	研究テーマの説明（研究背景や研究目的に関する説明など）
3	研究テーマの背景の調査
4	研究進行計画の作成（分子性伝導体のデザインとそれに関する議論など）
5	研究テーマの実験計画の策定と準備
6	デザインした分子性伝導体の合成1（配位子の合成など）
7	デザインした分子性伝導体の合成2（錯体の合成など）
8	デザインした分子性伝導体の合成3（電気分解など）
9	分子性伝導体のX線結晶構造解析
10	分子性伝導体の物性評価（磁化率測定など）
11	分子性伝導体の物性評価（電気伝導率測定など）
12	分子性伝導体の物性評価（誘電率測定など）
13	分子性伝導体についての理論計算
14	各種実験データの整理・解析および議論
15	研究発表会のまとめ

その他
成績評価の方法及び基準	研究に関する態度、熱意、成果などから総合的に判断する。(100%)
オフィスアワー	随時