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思想史2

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科目名 思想史2
教員名 土屋睦廣
単位数    2 学年 1・2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 古代後期のヘレニズム・ローマ時代の思想・哲学を講義する。
授業のねらい・到達目標 ヘレニズム・ローマ時代の哲学は、近年目覚しい研究の進展が見られ、その独自の意義が再評価されつつある。ヘレニズムとは、いわば古代地中海世界におけるグローバリゼーションであり、その混沌とした時代状況は今日の我々を取り巻く状況に酷似している。この時代の思想・哲学を学ぶことで、西洋哲学の根幹を理解するとともに、西洋の歴史と文化への理解を深めることができる。それぞれの思想・学説の動機と意義を歴史的・社会的文脈の中で理解すると同時に、それらをたんなる過去の知識としてではなく、現代の問題を考える上でも役立てることができるようになることを目標とする。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応する。
授業の方法 下記の授業計画に挙げたテーマを中心に、歴史的・社会的背景を交えて講義する。毎回、授業の終わりに、コメントカードに授業内容についての疑問点、意見、感想等を書いて提出してもらう。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 ガイダンス(講義内容とねらい)、ヘレニズムの時代と思想
[事前学習]ヘレニズム時代について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]授業で解説したヘレニズム哲学の時代背景を理解しておくこと。
2 シノペのディオゲネス
[事前学習]参考書等でシノペのディオゲネスについて基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でシノペのディオゲネスについての知識と理解をさらに深めること。
3 エピクロス派
[事前学習]参考書等でエピクロス派について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でエピクロス派についての知識と理解をさらに深めること。
4 ストア派の論理学
[事前学習]参考書等でストア派の論理学について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でストア派の論理学についての知識と理解をさらに深めること。
5 ストア派の自然学
[事前学習]参考書等でストア派の自然学について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でストア派の自然学についての知識と理解をさらに深めること。
6 ストア派の倫理学
[事前学習]参考書等でストア派の倫理学について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でストア派の倫理学についての知識と理解をさらに深めること。
7 ピュロンと古代懐疑主義
[事前学習]参考書等で古代懐疑主義について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等で古代懐疑主義についての知識と理解をさらに深めること。
8 ローマ帝国の時代、キケロとギリシア哲学の受容
[事前学習]参考書等でキケロについて基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でキケロについての知識と理解をさらに深めること。
9 セネカ
[事前学習]参考書等でセネカについて基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でセネカについての知識と理解をさらに深めること。
10 エピクテトス
[事前学習]参考書等でエピクテトスについて基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でディオゲネスについての知識と理解をさらに深めること。
11 マルクス・アウレリウス
[事前学習]参考書等でマルクス・アウレリウスについて基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でマルクス・アウレリウスについての知識と理解をさらに深めること。
12 1~2世紀の思想
[事前学習]参考書等で1~2世紀の思想について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等で1~2世紀の思想についての知識と理解をさらに深めること。
13 プロティノスと新プラトン主義
[事前学習]参考書等で新プラトン主義について基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等で新プラトン主義についての知識と理解をさらに深めること。
14 ボエティウス
[事前学習]参考書等でボエティウスについて基礎知識を得ておくこと。
[事後学習]講義内容を整理して、参考書等でボエティウスについての知識と理解をさらに深めること。
15 授業内テストと解説
[事前学習]これまでの講義内容をよく復習しておくこと。
[事後学習]これまで学んだことを整理して、参考書等でさらに知識と理解を深めること。
その他
教科書 授業中に使用するわけではないが、予習・復習・補足に活用してほしい
「倫理学概論1」の教科書と共通
参考書 内山勝利編 『哲学の歴史 第2巻[古代II 帝国と賢者]』 中央公論新社 2007年
その他個々のテーマに関する参考書は、授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
授業内テストは学期末に行う。
授業参画度は毎回のコメントカード等により評価する。
オフィスアワー 金曜日14:40-15:30 2号館12階 土屋研究室

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