書法１

授業概要	漢字書法（楷書・行書）の基礎を学ぶ
授業のねらい・到達目標	楷書・行書の基本的理解と、中学校国語科書写・高等学校芸術科書道に対応できる技法を身につける。
授業の方法	基本的な用筆の習得に力を入れ、教科書体を学ぶ。その上で、古典作品（「九成宮醴泉銘」「蘭亭叙」）の臨書を行い筆力を養う。なお、随時プリントを配布するので、教科書を購入する必要はない。【事前学修】講義終了時に、プリントを学習シートとして配布する。授業で学んだ内容をまとめ、自己評価をして翌週の授業に備えること。【事後学修】講義終了時に配布する学習シートに取り組むこと。翌週の講義開始時に提出。随時確認テストを行う。本授業の事前・事後学習は，合わせて１時間の学習を目安とします。
履修条件	【前期】第１回の授業時に人数調整を行う。受講許可は４月１３日（土）の８時５０分頃、国文学科掲示板に示す。【後期】第１回の授業時に人数調整を行う。受講許可は９月２８日（土）の８時５０分頃、国文学科掲示板に示す。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）
2	学習指導要領や書道用語を学ぶ
3	基本点画練習（１）縦画・横画・折れ・左払い・右払い
4	基本点画練習（２）曲がり、そり、点、右上払い、確認テスト
5	楷書の基本（１）二字句
6	楷書の基本（２）三字句
7	楷書の基本（３）四字句
8	古典臨書「九成宮醴泉銘」
9	行書の基本（１）線の練習、二字句
10	行書の基本（２）二字句
11	行書の基本（３）四字句
12	古典臨書「蘭亭叙」
13	漢字かな交じりの書（行書）
14	硬筆
15	これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める

その他
教科書	プリントを配布する。
参考書	なし
成績評価の方法及び基準	授業参画度（用具の手入れ、書く姿勢、書技力、確認テスト、学習シート）(50%)、提出作品(50%)
オフィスアワー	授業終了後10分間、教室にて
備考	博物館や美術館の常設展や企画展をできるだけ参観し、鑑賞眼を養い、感性を豊かにするように心掛けましょう。