書法１

授業概要	漢字書法（楷書・行書）の基本を学ぶ
授業のねらい・到達目標	楷書・行書の基本を理解し、中学校国語科書写の指導ができるようになる。
授業の方法	基本的な用筆を習得し、古典作品の臨書および創作を試みる。なお、随時プリントを配布するので、教科書を購入する必要はない。毎時間、課題作品を提出すること。実技授業であるから、各自で「半紙」「中筆（4号筆程度）」「小筆」「墨（墨液で可）」などの書道用文房具を準備する必要がある。ただし、「硯」「毛氈（書道用下敷）」「文鎮」は書道教室に備え付けてあるから準備不要。
履修条件	第１回の授業時に人数調整を行う。受講許可は４月１４日（土）の８時５０分頃、国文学科掲示板に示す。

授業計画
1	ガイダンス（授業の方法等について説明する）
2	楷書の基本　①二字句を半紙にまとめる
3	楷書の基本　②四字句を半紙にまとめる
4	古典臨書「九成宮醴泉銘」①二文字を半紙にまとめる
5	古典臨書「九成宮醴泉銘」②四文字を半紙にまとめる
6	古典臨書「孔子廟堂碑」①二文字を半紙にまとめる
7	古典臨書「孔子廟堂碑」②四文字を半紙にまとめる
8	楷書と行書の違いについて学習・理解して、小筆で実用書を書く
9	行書の基本　①二字句を半紙にまとめる
10	行書の基本　②四字句を半紙にまとめる
11	古典臨書「蘭亭序」①二文字を半紙にまとめる
12	古典臨書「蘭亭序」②四文字を半紙にまとめる
13	古典臨書「風信帖」を半紙にまとめる
14	楷書又は行書の創作(これまで学んだことを元に、半紙に自作する)
15	硬筆の基本を学ぶ

その他
教科書	臨書課題と解説のプリントを配布する。
参考書	必要に応じて紹介する。
成績評価の方法及び基準	授業参画度(50%)、提出物(50%) 授業参画度は、課題への取り組み、技法の習熟度等で評価します。
オフィスアワー	授業終了後、教室にて10分間程度
備考	博物館や美術館の常設展や企画展をできるだけ参観し、鑑賞眼を養い、感性を豊かにするように心がけましょう。