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現代日本語学の方法2

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科目名 現代日本語学の方法2
教員名 荻野綱男
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 質問調査法の実際
授業のねらい・到達目標 質問調査の手法について、現実の調査の例などに即して具体的に学ぶとともに、受講者が自力で質問調査の実施が可能になることを目標とする。その意味で、卒論などで質問調査を行う予定者にも役立つようにしたい。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
授業の方法 荻野の講義が中心となる。質問調査のさまざまな側面について学ぶ。また、現実の質問調査を取り上げて、その調査のようすから結果の分析までを解説する。受講者は、調査計画を練り上げて、レポートを書くことになる。アンケート調査を念頭におくが、現実の調査票を自分で作成することがレポート課題である。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 イントロダクション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
[事前学習] 参考書などを読んで、質問調査法の特徴を把握しておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
2 調査計画
[事前学習] 各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
3 調査票の設計
[事前学習] 各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
4 質問文の作成方法
[事前学習] 各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
5 調査の実施と集計
[事前学習] 各自の興味のあるテーマの先行研究を調べること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。レポートの仮題をメールで提出すること
6 調査票の批判的検討(1)
[事前学習] アンケート調査の方法論に関する本を読み、調査の全体を把握しておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
7 調査票の批判的検討(2)
[事前学習] 第6回の配布プリントを基に、調査票の問題点を考えること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
8 調査票の批判的検討(3)
[事前学習] 第6回の配布プリントを基に、調査票の問題点を考えること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
9 質問調査と WWW 調査
[事前学習] 日本語研究における WWW の活用法とその特徴を考えておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
10 クロス集計表の考え方と質問文の構成
[事前学習] クロス集計とは何か、その特徴を調べて把握しておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
11 質問文作成上のよく見る間違い(1)自由回答と選択肢式
[事前学習] 自分のテーマについて調査票を試作すること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
12 質問文作成上のよく見る間違い(2)あいまいな質問文
[事前学習] 自分のテーマについて調査票を試作すること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
13 質問文作成上のよく見る間違い(3)選択肢の設定
[事前学習] 自分のテーマについて調査票を試作すること
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
14 レポートの中間報告と質疑応答
[事前学習] 自分のテーマに則して実際に調査票として形式を整えること
[事後学習] レポートの内容・誤字について確認すること
15 よりよい質問文の作り方
[事前学習] 参考書などを読んで、質問調査法の方法論を把握しておくこと
[事後学習] 配布プリントも含めて講義の内容を復習すること
その他
教科書 なし。適宜プリントを配布する。
参考書 『現代の質問調査法 (「日本語学」2004年6月臨時増刊号)』 明治書院 2004年 第1版
荻野綱男・田野村忠温 『質問調査法と統計処理 (講座 ITと日本語研究 8)』 明治書院 2012年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
授業参画度は、リアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー 水曜日 16:20-17:50 荻野研究室(7410)
メールアドレスは授業中に公開する

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