文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 教職コース > 英語科教育法Ⅱ
日本大学ロゴ

英語科教育法Ⅱ

このページを印刷する

科目名 英語科教育法Ⅱ
教員名 桐生直幸
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 中学校及び高等学校における英語教育に関して、学習指導要領の理念を具現化し、生徒の資質・能力を高めるための指導方法を理解する。学校現場での指導経験をもとに、実践的な指導技術を身に付けられるように授業を展開する。
授業のねらい・到達目標 中学校および高等学校における3つの資質・能力および5つの領域の指導と各領域を支える言語要素の指導について概要を理解し、基本的な知識と技能を身につける。また、複数の領域を統合した言語活動の組み立て方についても学ぶ。さらに、教材やICTの活用、英語による授業展開、ティームティーチング、生徒の個人差に応じた指導など、今求められている英語教育について知識を得る。
授業の方法 「講義形式と演習形式を併用」
教科書の内容に関して解説を聞き、適宜、DVD 等により授業実践を視聴する。適宜、ペアやグループで言語活動を体験する。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。
履修条件 ・英語科教育法Ⅰを履修済みであることが望ましい。
・グループを決めるので、初回の授業に必ず出席すること。
授業計画
1 ガイダンス(授業のねらいや到達目標に関する説明)
【事前学習】 シラバスに⽬を通しておくこと。
【事後学習】 新学習指導要領に⽬を通しておくこと。
2 言語活動におけるタスクの活用
【事前学習】 新学習指導要領に改めて⽬を通しておくこと。
【事後学習】 新学習指導要領と第2回の資料を読み、言語活動について説明できるようにしておくこと。
3 領域統合型の言語活動を活用した指導
【事前学習】 新学習指導要領と言語活動について復習すること。
【事後学習】 第3回の資料を読み、領域統合型の言語活動について理解すること。
4 生徒の特性に応じた指導とタスク、英語でのインターアクション
【事前学習】 領域統合型の言語活動について復習すること。
【事後学習】 第4回の資料を読み、どのような場面設定でタスクを作成するのか考えておくこと。
5 フォーカス・オン・フォームに基づく文法指導
【事前学習】 生徒の特性に応じた指導とタスクについて復習すること。
【事後学習】 第5回の資料を読み、どのような到達目標でタスクを作成するのか考えておくこと。
6 話すこと(やり取り・発表)の指導、書くことの指導
【事前学習】 フォーカス・オン・フォームに基づく文法指導について復習すること。
【事後学習】 第6回の資料を読み、タスクのワークシートを作成すること。
7 読むことの指導、音声と文字の指導
【事前学習】 話すことと書くことの指導について復習すること。
【事後学習】 第7回の資料を読み、タスクの概要を作成すること。
8 言語活動の準備と作成 (1) タスク
【事前学習】 タスクの概要を説明できるように準備しておくこと。
【事後学習】 作成したタスクをフィードバックに基づいて修正し、完成させること。
9 プロジェクトの活用、教材研究
【事前学習】 音声と文字の指導について復習すること。
【事後学習】 第9回の資料を読み、どのような場面設定でタスク活動を作成するのか考えておくこと。
10 ティーム・ティーチング、語彙・表現の指導
【事前学習】 プロジェクトの活用について復習すること。
【事後学習】 第10回の資料を読み、どのような到達目標でタスク活動を作成するのか考えておくこと。
11 チャンクやイディオムの活用、異文化理解と気づきを促す指導
【事前学習】 語彙・表現の指導について復習すること。
【事後学習】 第11回の資料を読み、タスク活動のワークシートを作成すること。
12 聞くことの指導、ICTの活用とフィードバック
【事前学習】 異文化理解と気づきを促す指導について復習すること。
【事後学習】 第12回の資料を読み、タスク活動の概要を作成すること。
13 言語活動の準備と作成 (2) タスク活動
【事前学習】 タスク活動の概要を説明できるように準備しておくこと。
【事後学習】 作成したタスク活動をフィードバックに基づいて修正し、完成させること。
14 試験と解説
【事前学習】 第2回~第13回の内容を復習すること。
【事後学習】 試験で解けなかった問題を復習し、整理すること。
15 まとめ(これまでの授業の理解を深めるための復習と解説)
【事前学習】 これまでに学習した内容を振り返り、現在の理解度を確認すること。
【事後学習】 現在の理解度を改めて確認し、ポートフォリオを作成すること。
その他
教科書 髙島英幸(編著) 『英文法導入のための「フォーカス・オン・フォーム」アプローチ』 大修館書店 2011年 第1版
参考書 今井典子・髙島英幸(編著) 『小・中・高等学校における学習段階に応じた英語の課題解決型言語活動―自律する言語使用者の育成―』 東京書籍 2015年 第1版
白畑智彦・冨田祐一・村野井仁・若林茂則 『英語教育用語辞典』 大修館書店 2009年 第改訂版
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
レポートは、作成する言語活動の評価を指す。授業参画度は、毎回の振り返りシート等で評価する。
オフィスアワー 授業終了後
備考 4回以上欠席した場合、評価の対象とはならない。

このページのトップ