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英語音声学2(2年生前半)

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科目名 英語音声学2(2年生前半)
教員名 森晴代
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 発声器官の説明から始めて、子音については細かい音声現象の説明、日本語と英語の違い、英米の違いの理解の徹底及び発音練習を行います。プロソディでは音声変化(脱落現象、連結現象、同化現象)、イントネーションについて説明し、総合的な発音練習を行います。発音試験に備え、授業時に各自発音発表をしてもらいます。また、毎週理論に関する小テストを課して習熟度の確認を行います。テクストには専門用語が多数出てくるので、前もって読んでおいてください。
授業のねらい・到達目標 1. 日本語との違いを意識し、英語の発音の特徴及び発音記号を理解することができる。
2. 英語のプロソディの学びを通して、英語らしい発音を実現することができる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 子音、音声変化、イントネーションの詳細な説明を行います。毎週小テストを課して習得状況を確認します。練習問題を適宜配布し問題を解きながら難しい箇所を補足説明します。8名から10名のグループを作り、発音練習への取り組みやプリント作成を行います。全員参加型の授業を目指します。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 子音の分類説明

【事前学習】音声学の学問領域について各自調べておくこと
母音、発声器官の名称、発音記号が一通り書けるか確認しておくこと

【事後学習】英語の子音の分類基準を覚え、子音の発音記号を書けるようにしておくこと"
2 閉鎖音の説明及び発音練習

【事前学習】閉鎖音について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】閉鎖音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと
3 摩擦音の説明及び発音練習

【事前学習】摩擦音について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】摩擦音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと
4 破擦音の説明及び発音練習

【事前学習】破擦音について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】破擦音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと
5 鼻音の説明及び発音練習

【事前学習】鼻音について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】鼻音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと
6 流音、半母音の説明及び発音練習

【事前学習】流音、半母音について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】流音、半母音の理論、日本語との違いの理解及び発音練習をしておくこと
7 子音連続の発音練習

【事前学習】子音連続について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】英語の子音連続の発音練習をしておくこと、母語干渉を理解しておくこと
8 子音の演習問題配布及び解答

【事前学習】英語と日本語の子音の違いを理解しておくこと

【事後学習】解答したプリントの復習をしておくこと
9 音声変化:脱落現象の説明及びリスニング演習

【事前学習】脱落について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】脱落現象を理解できたか、リスニング練習と発音練習をしておくこと
10 音声変化:連結現象の説明及びリスニング演習

【事前学習】連結について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】連結現象を理解できたか、リスニング練習と発音練習をしておくこと
11 音声変化:同化現象の説明及びリスニング演習

【事前学習】同化について、配布されたプリントを読んでおくこと

【事後学習】同化現象を理解できたか、リスニング練習と発音練習をしておくこと
12 イントネーションの説明及び文の発音練習(長文)

【事前学習】文強勢の復習とイントネーションの箇所を読んでおくこと

【事後学習】英語のイントネーションを理解し、発音練習につなげること
13 文(長文)の発音練習及び練習問題

【事前学習】これまで勉強した子音、音声変化、イントネーションを考慮した発音練習をしておくこと

【事後学習】練習において指摘された箇所を理解しておくこと
14 発音試験及び解説、指導

【事前学習】発音試験に備え、これまでの総復習をしておくこと

【事後学習】試験後に、指導されたことを理解しておくこと
15 筆記試験及び解説

【事前学習】試験に備え、理論と発音の総復習をしておくこと

【事後学習】英語音声学における諸事象を理解できたか復習すること
その他
教科書 片山嘉雄 長瀬慶來 上斗晶代 『英語音声学の基礎』 研究社 1996年 第初版
他、プリント使用
参考書 川越いつえ 『英語の音声を科学する 新装版CD付き』 大修館書店 2007年 第初版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)、発音テスト(10%)、小テスト(20%)
授業参画度は,授業態度等で評価します。
オフィスアワー 金曜日の2限から4限まで授業があります。質問等は授業前後に教室または講師室で対応します。

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