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ドイツ文学史講義2

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科目名 ドイツ文学史講義2
教員名 横山淳子
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 ドイツ文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 18世紀末から19世紀前半は、ドイツ文学史において「ロマン主義」と呼ばれる。本講義では「民族意識」と「ハイネ」をキーワードに、ロマン主義への理解を深めていく。
フランス革命やナポレオン戦争による激動の時代において、民族意識の高揚は、ロマン主義文学を大きく特徴づけた。講義の前半では、文学者が何に「ドイツ的なもの」を見出したか、作品における「ドイツ的なもの」とは何かを考えることで、ロマン主義文学の特徴を学ぶ。
講義の後半で取り上げるハイネは、ロマン主義に属する一方で、ロマン主義を痛烈に批判した人物である。こうしたハイネの思想には、革命、資本主義、ユダヤ出自、失恋など様々な要素が絡み合っている。ハイネと言う人物を、当時の政治的・社会的状況と関連付けて学ぶことで、ロマン主義の時代と思想への理解を深めたい。
授業のねらい・到達目標 ・民族意識の高揚が、ロマン主義文学をどのように特徴づけたか、説明できる。
・ロマン主義の作品に「ドイツ的なもの」を見出し、それがいかに「ドイツ的」であるのか、説明できる。
・ハイネの作品や思想について、当時の政治的・社会的状況と絡めて理解できる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 主に講義形式で行うが、受講生に発言を求めることもある。各回のテーマについて解説しながら、関連する作品も紹介する。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方、到達目標、評価方法等について説明します)
【事前学習】シラバスを確認しておくこと
【事後学習】第2回以降の授業に備え、配布されたプリントに目を通す
2 文学史におけるロマン主義とその時代を概観する
【事前学習】配布プリントに目を通す
【事後学習】講義内容を理解できたか、確認しておく
3 18世紀末から19世紀前半にかけての民族意識の高揚と文学の関わり
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
4 民謡収集運動
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
5 民話収集運動
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
6 ロマン主義の作品における「ドイツ的なもの」
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
7 「ドイツ的なもの」としての「森」
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
8 ハイネとロマン主義
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
9 ハイネと女性
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
10 ハイネと音楽
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
11 ハイネにおける「イロニー」
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
12 ハイネの風刺
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
13 ハイネと旅
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
14 ハイネと食
【事前学習】配布プリントに目を通しておく
【事後学習】学習内容の要点をノートにまとめる
15 これまでの復習と習得度の確認
【事前学習】これまでに学習した内容を復習する
【事後学習】講義で興味を持った内容について、自分でも調べる
その他
教科書 毎回プリントを配布します。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
レポートは、学期末に提出してもらいます。
授業参画度は、授業中の発言、リアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー 授業終了後

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