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| 科目名 | 社会学特殊講義Ⅲ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 祐成保志 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
| 科目群 | 社会学科 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業概要 | 住居は人間にとって最も身近で、安心と安全を与える場所です。しかしながら、あるいは、だからこそ、住居には社会が抱える矛盾が凝縮されたかたちで映し出されます。この授業では、住居を社会学の立場から分析する際の論点と課題、方法と知見について考察します。 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 米国では人種問題やコミュニティ開発、欧州諸国では社会政策や福祉制度と結びつきながら、住宅研究は社会科学の重要な一角を占めてきました。近年、都市空間の再構築や福祉国家の変容の鍵を握る要素として、住居の学際的な研究が活発化しつつあります。住宅研究が社会科学というより工学の分野で発展してきた日本でも、社会学の強みを生かした研究が求められています。こうした状況を踏まえて、この授業は、(1)居住を社会現象としてとらえ、(2)住宅問題を社会問題として理解し、(3)社会制度の設計として住居を構想するための視点と方法を獲得することを目標とします。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
| 授業の方法 | 講義を基本としますが、受講者が、それぞれの関心に沿って住居について考えたことや調べたことを報告し、議論する機会を設けたいと考えています。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 【事前学習】シラバスの内容を確認し、理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、理解度を確認する |
| 2 |
住居の文化社会学(1)日常生活の物質文化 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 3 |
住居の文化社会学(2)交渉過程としての住居 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 4 |
住居の歴史社会学(1)文化生活と住宅改良 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 5 |
住居の歴史社会学(2)都市計画と社会事業 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 6 |
住居の歴史社会学(3)産業化と商品化 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 7 |
住居の歴史社会学(4)過剰と欠如 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 8 |
前半のまとめとディスカッション 【事前学習】第1回から第7回に配付された資料を読み、論点を整理する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 9 |
住居の社会学の焦点(1)レジーム 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 10 |
住居の社会学の焦点(2)メディア 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 11 |
住居の社会学の焦点(3)ワーク 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 12 |
住居の社会学の焦点(4)支援 【事前学習】事前に配布された資料を読み、授業のテーマを理解する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 13 |
後半のまとめとディスカッション 【事前学習】第9回から第12回に配付された資料を読み、論点を整理する 【事後学習】授業内容をふりかえり、BlackBoardで課題に取り組む |
| 14 |
講義内容についての質疑応答 【事前学習】第1回から第13回までに配布した資料を読み、疑問点を整理する 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| 15 |
授業内試験と解説 【事前学習】第1回から第13回までに配布した資料を読み、理解を深める 【事後学習】授業内容をふりかえり、疑問点があればBlackBoardで質問する |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 教科書は指定しない。 |
| 参考書 | 祐成保志 『〈住宅〉の歴史社会学』 新曜社 2008年 ジム・ケメニー(祐成保志訳) 『ハウジングと福祉国家』 新曜社 2014年 スチュアート・ロー(祐成保志訳) 『イギリスはいかにして持ち家社会となったか』 ミネルヴァ書房 2017年 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) 中間レポート未提出、または、授業内テスト未受験の場合は、成績評価の対象外とします。 |
| オフィスアワー | 疑問点があれば授業時にコメントカードに記入するか、授業後にBlackBoardで質問してください。毎回の授業開始時に、質問に回答する時間を設けます。 |
| 備考 | 授業は配布資料をもとに進めます。適切にファイリングし、読み返せるようにしてください。 |