文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会学科 > 社会病理学
日本大学ロゴ

社会病理学

このページを印刷する

科目名 社会病理学
教員名 中村英代
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 社会病理/社会問題を理解するための基本概念と理論を学ぶ
授業のねらい・到達目標 ・社会病理学、社会問題論の基本用語と理論を習得する。
・社会で起きている出来事や自分の身のまわりで起こる現象を社会学的に考え、読み解き、説明することができる。
・社会学の知識を用いて社会問題に対処することができる。
・ひとつの現象に対して、多様な見方・考え方があることを理解する。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。
授業の方法 ・授業は指定テキスト(ドリル形式)を毎回用い、口頭での説明と、板書の書き取りを中心とした講義形式で行います。
・補足資料は、プリントで配布します。
・社会現象への理解を深めるためにDVDも視聴します。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 社会学の思考法を習得するとともに、現代社会を生き抜くための知識と思考力を身につけていって下さい。
授業計画
1 ガイダンス&イントロダクション:社会病理とは何か
【事前学習】シラバスを確認する
【事後学習】テキストの、はじめにと第1章を読む。第1章のブックリストで学びを深める。
2 逸脱と犯罪の社会学①:アノミー論
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】配布プリントを復習する。
3 逸脱と犯罪の社会学②:逸脱行動論
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】配布プリントを復習する。
4 権力論①:DVDを視聴する(少年院での生活)
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第8章を復習し、ブックリストで学びを深める。
5 権力論②:社会学における権力論
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第8章を復習し、ブックリストで学びを深める。
6 権力論③:権力はいたるところに
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第8章を復習し、ブックリストで学びを深める。
7 拒食症と過食症①:ダイエットすると、どうなるのか
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第6章を復習し、ブックリストで学びを深める。
8 拒食症と過食症②:回復・承認・自己受容
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第6章を復習し、ブックリストで学びを深める。
9 拒食症と過食症③:摂食障害を取り巻く社会環境
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第6章を復習し、ブックリストで学びを深める。
10 医療の社会学①:私たちはどのような医療を受けているのか
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第11章を復習し、ブックリストで学びを深める。
11 医療の社会学②:医療化する社会
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第11章を復習し、ブックリストで学びを深める。
12 構築主義と心理療法①:「問題志向」・「解決志向」・「解消志向」
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第12章を復習し、ブックリストで学びを深める。
13 構築主義と心理療法②:ナラティヴ・アプローチを理解する
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第12章を復習し、ブックリストで学びを深める。
14 構築主義と心理療法③:「問題の外在化」をマスターする
【事前学習】講義で扱うトピックについての知識をニュース、新聞、書籍などで得ておく。
【事後学習】テキストの第12章を復習し、ブックリストで学びを深める。
15 社会問題/社会病理へのアプローチ:質的調査の基礎
【事前学習】質的調査について調べておく。
【事後学習】配布プリントを復習する。
その他
教科書 中村英代 『社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で』 新曜社(¥1,900+税) 2017年
指定テキストは、ガイダンスではは使用しません。ガイダンスを受けて履修をするかどうか決めてから購入して下さい。毎週必ず使用するテキストなので、受講生は毎週必ず講義に持参して下さい。
参考書 松下武志・米川茂信・宝月誠編 『社会病理学の基礎理論 (社会病理学講座第1巻)』 学文社 2004年
中村英代 『摂食障害の語り―〈回復〉の臨床社会学』 新曜社 2011年
参考書の購入は必須ではありません。その他、参考書は指定テキストのブックガイドで紹介しています。自己学習の指針として下さい。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、授業参画度(20%)
テストは定期試験の期間内に実施します。試験の内容は、穴埋め問題と論述問題を予定しています。授業参画度は、毎週講義終了後に提出するレスポンスカードで評価します。
オフィスアワー 講義のある曜日の昼休み
備考 履修に際して、教員の個人ウェブサイトも参照して下さい。
http://www.hideyonakamura.com

このページのトップ