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教育学演習4

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科目名 教育学演習4
教員名 北野秋男
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 日本の「ローカル・テストの実施状況」の歴史を調べよう!
授業のねらい・到達目標 この授業では、戦後から今日までの日本の47都道府県における学力テストの歴史と現状を調べて報告することを目的とする。日本のローカル・テストの歴史は戦後直から開始されており、今日まで様々な学力テストが実施されてきた。その実施内容は、児童生徒の能力・IQ ,教科学力、道徳性などであるが、本講義では、教科学力に関する学力調査に焦点化して、各都道府県の学力調査の歴史的実態を明らかにしたい。とりわけ、「全国学力テスト」廃止後の昭和40-50年代の学力テストの実施状況について各自が分担して報告するものとする。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP7に対応しています。
授業の方法 本講義では、最初に前期の反省と報告内容を一覧にして「ナショナル・テスト」の展開に関する一覧表を作成し、その内容を点検する。次に、ナショナル・テスト廃止後に実施された昭和40-50年代のローカル・テストの歴史的状況を調査し、報告する。受講学生一人ひとりが担当する都道府県を一つ決め、史料を基に報告することを求める。最後に、現状に関する都道府県の学力調査の実態も考察し、学力の高い県と低い県におけるローカル・テストの実施状況の差異も確認する。ゼミ幹事も2名決め、ゼミの運営も場面、場面で幹事が行う。
履修条件 特になし。
授業計画
1 ガイダンス、授業の概要(昭和40-50年代年代の学力調査) 報告順番の仮決定
【事前学習】シラバスをあらかじめ読んで、授業内容を確認すること。興味ある県の学力状況を調べておくこと。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
2 県別学力テストに関する先行研究の検討(村山・青木論文)
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
3 県別学力テストに関する先行研究の検討(北野論文①)
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
4 県別学力テストに関する先行研究の検討(北野論文②)
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
5 昭和30年代の学テの実施状況と県別学力の状況
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
6 2007年開始の全国学テの実施状況と県別学力の状況
【事前学習】指定された文献を予め読んで、重要なポイントを整理しておくこと。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
7 報告する県の最終確認。共通する枠組みの確認。レジュメの作成方法・発表時間など
【事前学習】報告する県の文献を収集し、整理すること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
8 日本のローカル・テストの実施状況「北海道・東北ブロック」
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
9 日本のローカル・テストの実施状況」「関東ブロック」
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
10 日本のローカル・テストの実施状況「北陸・東海ブロック」
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
11 日本のローカル・テストの実施状況「関西ブロック」
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
12 日本のローカル・テストの実施状況「中国・四国ブロック」
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
13 日本のローカル・テストの実施状況「九州・沖縄ブロック」
【事前学習】報告者はレジュメを作成し、発表の事前準備をすること。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
14 草稿レポートの提出。総括と反省(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)
【事前学習】完成レポートに向けた点検。修正などして、完成レポートの準備をすること。質問などを整理する。
【事後学習】授業の要点と課題をノートにまとめること。
15 完成レポートの提出と解説、冊子の作成
【事前学習】完成レポートを作成する。再度、文献を確認する。
【事後学習】授業全体を復習し、重要な点を再確認し、次年度の授業に備える。
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(60%)
レポート、課題報告、授業内での発言や活動などを総合的に判断する。
オフィスアワー 授業の開始前と終了後に行なう。メールアドレス:kitano@chs.nihon-u.ac.jp

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