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教職特別講義

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科目名 教職特別講義
教員名 八尾坂修
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 学校教育や教育法令に関する最新の話題や事項を学ぶ
授業のねらい・到達目標 本講義は教員採用試験を目指す皆さんに対して、最新の学校教育に関する話題や事項などを提供する授業である。受講者はこの講義を受けることにより、改正教育基本法や関係法令の改正点、新学習指導要領などの教育行政上の施策や提言、学校現場での新たな試み、ジャーナリズムに登場する学校教育の話題―ネットによるいじめ、学校安全、教員育成指標、チーム学校―などの最新の課題を把握・理解でき、教員採用試験における教育時事や答申・統計などの出題に対応できるようになる。
授業の方法 基本的には講義形式をとるが、少人数の場合はゼミ形式をとる。講義の場合でも、グループ毎に小テーマの調べ・発表や討議などを行うこともある。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
2 各都県の教員採用試験の動向と分析
【事前学習】受験する県の採用情報を調べておくこと。
【事後学習】実際の教員採用試験問題の傾向について理解を深める。
3 改正教育基本法のおもな改正点とその内容
【事前学習】教育基本法の条文を読んでおくこと。
【事後学習】本時の授業内容を理解し、公教育のあり方について課題意識をもつ。
4 関係法令ー学校教育法・同法施行令・同法施行規則などの改正のポイント(1)
【事前学習】資料をもとに学校に関わる課題例に目を通しておくこと。
【事後学習】本時の授業内容を理解し、学校組織に関するか課題意識をもつ。
5 関係法令ー学校教育法・同法施行令・同法施行規則などの改正のポイント(2)
【事前学習】資料をもとに児童・生徒に関わる課題例に目を通しておくこと。
【事後学習】本時の授業内容を理解し、児童・生徒に関するか課題意識をもつ。
6 関係法令ー学校教育法・同法施行令・同法施行規則などの改正のポイント(3)
【事前学習】資料をもとに教職員に関わる課題例に目を通しておくこと。
【事後学習】本時の授業内容を理解し、教職員に関するか課題意識をもつ。
7 教育改革における新たな試み
【事前学習】近年の中央教育審議会の答申内容を読んでおくこと。
【事後学習】教員の資質向上に関する答申(2015年)について課題意識をもつ。
8 カリキュラム・マネジメントと学習指導要領の改訂
【事前学習】教育課程に関わる課題例に目を通しておくこと。
【事後学習】学習指導要領の総則について理解を深める。
9 ジャーナリズムに登場する学校教育の話題①
【事前学習】いじめ、不登校などの成功事例を考えてくること。
【事後学習】いじめ、不登校の対応に関する法的課題意識をもつ。
10 ジャーナリズムに登場する学校教育の話題②
【事前学習】部活動問題とは何かを考えてくること。
【事後学習】多忙化への対応について課題意識をもつ。
11 学校教育をめぐる各界の意見や提言
【事前学習】教育振興基本計画とは何かを調べておくこと。
【事後学習】第3時教育振興基本計画の観点について課題意識をもつ。
12 社会の期待する教師像
【事前学習】教員育成指標に目を通し、求められる資質・能力を考えてみる。
【事後学習】養成期の育成指標について理解を深め課題意識をもつ。
13 特別支援教育の法的位置
【事前学習】特別支援教育に関わる法的内容を読んでおく。
【事後学習】本時の授業内容を理化し、発達障害について課題意識をもつ。
14 まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める)と小テスト
【事前学習】テスト範囲を熟知しておく。
【事後学習】理解不十分な点について課題意識をもつ。
15 全体にわたる課題・論点の整理
【事前学習】授業内容上の論点を把握しておく。
【事後学習】学校教育や教育法令について創造的思考力を高める。
その他
教科書 使用プリントを随時配布する
参考書 八尾坂修 『改正教育法規と学校経営全課題』 教育開発研究所 2010年
授業時に指示する
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(30%)
上記の各項目を総合的に評価する。
オフィスアワー 授業後に行う。また事前にアポイントをとり相談に応ずる。
備考 教員採用試験を受けようとする意欲的な学生の受講を望む。希望する都道府県等の教員採用試験問題を収集すること。

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